コミュニティと歯科医療をつなぐ連携システムの実践 - 病診連携で変わるかかりつけ歯科医療機能

コミュニティと歯科医療をつなぐ連携システムの実践 - 病診連携で変わるかかりつけ歯科医療機能

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  • サイズ A4判/ページ数 212p/高さ 30cm
  • 商品コード 9784263441244
  • Cコード C3047

出版社内容情報

《内容》 病院機能を幅広くとらえ,かかりつけ歯科医機能との連携のあり方を多くの実践例を中心にまとめた初めての書籍.これからの歯科医療の展開にすぐにでも活用すべき経済的な要素が含まれている.    

《目次》
Part-1 新たな歯科医療のあり方
1章 座談会/病診連携を軸にした歯科医療のあり方
 天本 宏(医療法人天翁会天本病院理事長)
 石井拓男(東京歯科大学教授)
 梅田昭夫(日本歯科医師会専務理事)
 小山秀夫(国立医療・病院管理研究所医療経済研究部部長)
 仙田 徹(品川区東大井・仙田歯科)
 梅村長生(愛知三の丸病院歯科口腔外科部長)・司会
2章 ―歯科医療分野における医療提供体制のあり方とシステム化 梅村長生 久野 淳
 全国の医療施設における病院歯科の現状
 2次医療圏における病診・診診連携のあり方
 医療提供体制の見直しと歯科医療連携システムの課題と方向
  ・資料/全国の医療圏ごとの病院,歯科診療所における歯科医師数1人あたりの人数(人口)
3章 ―かかりつけ歯科医の重要な機能とその支援体制
 かかりつけ歯科医とは 瀧口 徹
  ・住民および歯科医師の求めるかかりつけ歯科医機能
  ・かかりつけ歯科医機能の公的評価(社会保険歯科診療報酬)
 かかりつけ歯科医が求める支援とは 西川 伸 坂井 剛
  ・厚生科学研究の調査設計
  ・「かかりつけ歯科医」の支援体制および病診連携に関するアンケート調査
  ・今後の課題と展望
4章 ―地域歯科医療の視点からみた病院歯科の機能
 総論・地域医療支援病院とは―歯科界が病院をどう有効活用すべきか 瀧口 徹
 病院歯科の役割と現状-愛知県の分析結果から 竹内 学
  ・病診連携に向けて変貌する病院機能
  ・名古屋第二赤十字病院における病診連携
  ・愛知県における病院歯科アンケート結果の分析
  ・課題と提言
 大学附属病院の歯科機能 江面 晃
  ・大学附属病院の位置づけ
  ・大学附属病院の支援機能
  ・新潟県における病診連携の現状
  ・病診連携推進のためには
5章 ―地域医療における医科歯科連携のあり方 鍋島史一
 要介護高齢者からみた医療連携
 地域医師会における病診連携の基盤整備
  ・医療連携の必要性
  ・人,組織,地域
  ・福岡市概要
  ・福岡市東区歯科医師会のネットワーク
  ・データベース構築
  ・将来戦略
 医療・介護の現場から歯科に求められていること
  ・「食べる」行為のアセスメント
  ・医療・介護現場での食事介護システム
  ・「食べる」リハビリのシステム
  ・地域への啓蒙
Part-2 連携システムの実践
6章 ―都立荏原病院歯科口腔外科の取り組み 佐野晴男
 都立荏原病院
   コラム 病院の開設にあたって 斉藤好平
 連携医制度への取り組みと成果
  ・開院以来の成果
  ・医療連携・最重点課題
  ・医療連携室
   コラム 都立荏原病院との病診連携について 倉治康男
 歯科口腔外科の基本方針・規模
  ・地域との共存共栄
  ・設備・スタッフ
  ・受診患者の分析
 考察
  ・患者別のニーズ・病院歯科に求められるもの
  ・相手の立場の理解
  ・大学に求められるもの
  ・地域歯科医師会に求められるもの
  ・おわりに
 開業医としての病診連携への取り組み 細野 純
  ・歯科診療所の入口機能と出口機能の見直し
 東京都の行政の現場からみた病診連携 矢澤正人
7章 ―兵庫県および神戸市立病院での取り組み 足立了平
 神戸市民病院での取り組み
  ・「市民病院群」という発想
  ・神戸市民病院の病診連携システム
 兵庫県での取り組み
  ・兵庫県病院歯科医会の設立
  ・兵庫県歯科医師会との調和のとれた関係 ・地域医療システム化による役割分担
  ・地域が育てる病院歯科
 病診連携先進県における病院歯科の役割
   コラム 21世紀に期待される病院歯科の役割 田中義弘
  ・地域保健・医療・福祉のなかで病院歯科に求められるもの
8章 ―歯科における2次医療の需要を考える 神谷祐司
 報われた10年間の連携努力―姫路赤十字病院歯科口腔外科―
  ・理想の2次医療機関をめざして
  ・みんなが育てる病院歯科
 10年間の統計的観察
  ・拡大する歯科の2次医療の需要
 私たちがめざす病診連携の方向
  ・高齢社会に向けて
  ・臨床研修の場として
9章 ―国立病院歯科における病診連

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