内容説明
近年、高分子化学や界面解析法の発達に伴い、歯質やセラミックスに強固に接着する新素材、新技術が開発され、従来からの補綴法を一変するような手法としてポーセレン・ラミネート・ベニア・テクニックが広く臨床応用されるようになってきた。本書は、このポーセレン・ラミネート・テクニックを大きく診療室と技工室のステップに分け、8年以上の経過に基づく豊富な臨床例を提示しながら、わかりやすく解説した実践のための書である。全体の構成は、理論的背景、臨床上、技工上の要点やQ&Aを簡潔に本文にまとめ、写真と図説の流れで手技の実際や材料、器具の解説を行い、わかりやすい構成を意図した。
目次
ポーセレン・ラミネート・ベニア・テクニックとは
診療ステップ
ポーセレン・ラミネート・ベニアの製作
メインテナンスとリコール
臨床例にみるさまざまな対応
患者説明カラーグラフ ポーセレン・ラミネート・ベニアとはこんな修復法です