出版社内容情報
《内容》 老人ケア施設全ての職員におくる目からウロコの老人ケア実践学! PTから寮母,介護支援専門員,介護福祉士,教育者へと自らの老人ケア世界を広げて徹底実践してきた著者が,気合を入れて行うべきハイレベルケアへの道筋,仕事としてのケアの醍醐味・創造性などを現場感覚あふれる筆致でまとめた.
《目次》
1. 介護と管理の関係を求めて,そして「介護職会議」が始まった/2. 語り始めた介護職たち,まずは入浴ケアからとりかかろう/3. バイキング食と「ひとり誘導」―食事のケアを見直そう/4. 排泄を制するものは介護を制す―排泄委員会はどこへ行く/5. 排泄ケアへの情熱―何が排泄委員長を阻んだのか/6. リハビリテーションとレクリエーション―時空間を創り出せ/7. 生活支援への記録のむずかしさ―日常への取り組みと非日常への段取り/8. かけがえのない時間―非日常を創造するケアプラン/9. 施設と在宅の接点―ショートステイの限りない創造性/10. 看護職とボランティア・実習生―介護現場のダイナミズムに学ぼう/11. マニュアルのない痴呆とターミナルケア―思いなくして介護はできない/12. 仕事としてのケアを表現できればケアプラン―手渡しできればサービスプラン/13. 一緒に居場所をつくるケア―問題解決能力って何だろう/14. 介護新時代を乗り切れるか―福祉の管理・運営を考える/15. 入居の規程が変わるとき―寮母の思いはどうなるか