出版社内容情報
《内容》 本書は,高齢者の持つ問題点を医療・看護・教育・福祉の諸領域において「身体・心理・社会・環境および生命倫理的」等のそれぞれのレベルにおいて理論化・分析・評価し,どのようにサポートするべきかを具体化した指針書である. 《目次》 背景 虚弱な高齢者のQOLの多次元的な見方 施設におけるQOLの規定要因:施設に居住する虚弱な高齢者・スタッフ・家族の意識 虚弱な高齢者のQOLの測定 虚弱な高齢者への介入とQOLに関する文献展望 虚弱な高齢者の物理的な環境とQOL 虚弱な高齢者の住環境の改善:理論と応用の架け橋 虚弱な高齢者の移転 介助装置,ロボット工学,虚弱な高齢者のQOL 虚弱な高齢者の社会的領域とQOL QOLにおける家族と友人の役割 虚弱な高齢者におけるマイノリティ問題とQOL 虚弱な高齢者の内面世界とQOL 自己知覚と自己表出に関するエイジングまたは虚弱性の影響:理論的・方法論的問題 虚弱な高齢者の身体的な活動とQOL 虚弱な高齢者の知的訓練とQOL 虚弱な高齢者のQOLの要素としての自律 施設で暮らす虚弱な高齢者の意思決定とQOL コントロール感,QOLと虚弱な高齢者 長期ケア施設居住者にとっての個人的自律性:概念と測定の問題 高齢者のQOLについての科学:課題と機会 虚弱な高齢者の概念と内容:展望