出版社内容情報
《内容》 日本輸血学会など4団体により,輸血に携わる検査技師の資質向上を目指し発足された“認定輸血検査技師制度”のカリキュラムに沿ったテキスト.認定輸血検査技師の必須知識が網羅されており,受験生のみならず,日常輸血業務に携わる検査技師・看護婦(士)・医師の参考書として活用できる. 《目次》 輸血検査の基礎知識 輸血医学の歴史 血液学 免疫学 遺伝学 微生物学 循環生理学 輸血検査の専門知識 血液型 不規則抗体 白血球の型抗原 血小板に存在する型抗原 血清型 臓器移植と輸血検査 輸血検査の実際 ABO血液型 Rh血液型検査 不規則抗体の検出 交差適合試験 母児血液型不適合検査 輸血検査でみられる異常反応とその対応 白血球に関する検査 血小板に関する検査 種々な臨床状況における輸血療法 血液製剤の適正使用 輸血手技 インフォームド・コンセント 緊急輸血と大量輸血 外科的疾患と輸血療法 内科的疾患と輸血療法 小児科,産科疾患と輸血療法 自己血輸血 臓器移植と輸血 輸血副作用対策 医療機関における輸血業務 輸血部における業務および業務管理 輸血療法委員会の活動 コンサルテーション(臨床サイドへの提言,情報活動) 教育とトレーニング 査察と認定(I&A) 血液事業と血液センターにおける業務 血液事業の中の血液センターの基本姿勢 血液センターと病院の相互関係 骨髄データセンター
内容説明
認定輸血検査技師制度は平成7年度にスタートしている。発足当初、受験者が学習すべき項目としてカリキュラムが示された。しかしながら当初より受験者から受験勉強をするにあたって認定輸血検査技師受験者のためのテキストブックを作製してほしいとの要望が寄せられていた。認定検査技師制度協議会内のカリキュラム委員会で検討し、作製したのが本書である。カリキュラム委員会にテキスト編集小委員会を設け、カリキュラムに沿ってテキストを作製する方針で今回の編集作業を行った。各執筆者は認定輸血検査技師に必要とされる知識を中心に記述している。専門的な内容、研究的な内容などはできるかぎり割愛し、日常の業務に重要と思われる事柄に限定して記述している。
目次
第1章 輸血検査の基礎知識
第2章 輸血検査の専門知識
第3章 輸血検査の実際
第4章 種々な臨床状況における輸血療法
第5章 医療機関における輸血業務
第6章 血液事業と血液センターにおける業務
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