出版社内容情報
《内容》 本書は臓器別にみた病態のサインとその臨床的意義，およびその病態のサインに対してどのような臨床検査が有効になってくるのかを，豊富な図表を提示して解説．
《目次》
【病態のサインと,その検索の流れ クリニカルサインの臨床検査,その方法の現状と概要 からだの基本的な適応と防御の仕組み 緊急時におけるクリニカルサインと臨床検査 生理機能別からみた臨床検査】 骨格・神経・筋肉・運動系 感覚系 血液系 心臓・循環器系および呼吸器系 消化器系 内分泌・代謝系 排泄系 感染 【クリニカルサインの病態生理と臨床検査】 ＜神経系＞ 意識障害 痛み 視野の異常,複視,眼瞼下垂 嚥下障害,構音障害 けいれん,不随意運動 めまい 歩行障害 手足のしびれ,麻痺 食欲と,その異常 ショック 眠りの異常 言語の障害・失語症 感情の障害・躁うつ病 痴呆（認知症） てんかん ＜呼吸器系＞ 咳と痰 チアノーゼ 喘鳴 血痰,喀血 呼吸困難 胸痛 換気の異常 ＜血液系＞ 赤血球の異常 白血球の異常 リンパ節の腫大 血漿蛋白の異常 出血傾向 ＜心臓・循環器系＞ 胸痛 動悸 失神 呼吸困難 血圧の異常 ＜消化器系＞ 悪心・嘔吐,嚥下障害,胸やけ,心窩部不快感 吐血・下血,下痢 腹水,腹部膨隆（膨満） 腹痛 黄疸,肝機能異常 消化管・肝胆膵疾患における画像診断 ＜内分泌系＞ 甲状腺の異常 副甲状腺の異常 副腎の異常 膵臓ランゲルハンス島の異常 下垂体前葉の異常 下垂体後葉の異常 生殖機能（下垂体・卵巣・精巣）と,妊娠 ＜体温調節＞ 正常体温と,その維持 体温の異常と,うつ熱と発熱 ＜腎臓機能と尿＞ 尿性状の変化 腎臓機能の障害 排尿の異常 ＜体内中間代謝＞ 糖質（炭水化物）代謝と,その異常 脂質代謝と,その異常 蛋白質代謝と,その異常 ＜その他＞ 肥満と,やせ 疲労
