出版社内容情報
《内容》 漢方医学を理解して臨床効果を高め,治療レベルを引き上げるための基礎知識の習得を目指した手引き書.日常的によく見かける症状に対して何を根拠に病態を診断(弁証)し,それに対してどのような方法と手段で適切に治療(論治)するか,適切な使用薬物・処方を選び出す筋道を示し記述.
《目次》
<症状による診断と治療> 【全身の症状】 かぜによる発熱 ねあせ 浮腫 疲労倦怠感 るい痩(羸痩) 肥満 のぼせ・ほてり 痙攣 出血 冷え性(冷え,冷え性) 【精神・神経の症状】 いらいら 不眠 めまい 頭痛 【肢体の症状】 肩こり 四肢のしびれ 四肢の痛み 腰痛 【心肺・胸脇部の症状】 咳 喘息 動悸 胸痛 脇痛 【消化器・腹部の症状】 食欲不振 口内炎 胸やけ 胃のつかえ 腹満 胃痛 腹痛 吐き気・嘔吐 下痢 吐き出し 便秘 【泌尿器の症状】 頻尿 夜尿 排尿困難 排尿痛 【女性の症状】 月経不順 月経痛 帯下 不妊 陰部そう痒 【皮膚の症状】 蕁麻疹 にきび 【目・耳鼻咽喉の症状】 かすみ目 白内障 急性の耳鳴と難聴 耳漏 鼻づまり 鼻水・鼻汁 咽の痛み <附録> 【基礎知識】 人体の成り立ち 疾病の起こり方 病変のとらえ方 治療法 【舌象の意味】 正常の舌象 舌体の厚薄と剥離 舌質の変化 舌苔の変化 【脈象の意味】 正常脈 浮と沈 力の強さ 太さ 速さ 緊張度 部位
内容説明
本書は、日常的によく見かける症状に対して、何を根拠に病態を診断(弁証)し、それに対してどのような方法と手段で適切に治療(論治)するかを示している。また、その病態がどのような原因と機序で出現するかという病理機序(病機)について略述している。
目次
症状による診断と治療(全身の症状;精神・神経の症状;肢体の症状;心肺・胸脇部の症状;消化器・腹部の症状;泌尿器の症状;女性の症状;皮膚の症状;目・耳鼻咽喉の症状)
附録(基礎知識;舌象の意味;脈象の意味)
著者等紹介
森雄材[モリユウサイ]
1966年神戸医科大学卒業。1975年神戸大学大学院修了。現在、森医院(神戸市)
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