内容説明
「生きる知恵や技術」今や便利になり過ぎたアウトドアライフに求められるのはそういったものではないでしょうか。ナイフを使いこなしたり、火を熾したり、ロープワークを駆使したり、現地にあるものをうまく利用するのが本格的なアウトドアです。本書ではそうした知恵や技術を、素晴らしい自然環境で暮らすスウェーデンをはじめとした北欧の人々のアウトドアスタイルを参考にしてまとめました。はじめて体験する子どもに教えるかのようにやさしくていねいに。
目次
1 基本と準備
2 住空間の工夫
3 焚き火をしよう
4 焚き火料理
5 刃物を使いこなす
6 ウッドクラフト
7 ロープワーク
8 冒険に出かけよう
著者等紹介
寒川一[サンガワハジメ]
1963年香川県生まれ。アウトドアライフアドバイザーとしてラジオや雑誌などのメディアで活動中。また、三浦半島を拠点に焚き火カフェなど独自のアウトドアサービスを展開。北欧のアウトドアプロダクトを数多く扱うUPI OUTDOOR PRODUCTSのアドバイザー、フェールラーベンやレンメルコーヒーアンバサダーなども務め、スカンジナビアのアウトドアカルチャーに詳しい(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
28
色々なキャンプ本を読んだもののなんだか「これ!」というスタイルに出会えなかった娘。たまたまおじいちゃんの転院の待ち時間に、病院のコンビニでこの本に出会い大興奮。早速購入。現在のんびり開拓中の土地(雑草とり→トイレ作り→花壇と畑作り→笹藪迷路作り→林の中のターザンコース作り)で、次回はかまどを作ろう!ともりあがり、現在場所をワイワイ議論中。とにかくわかりやすく、娘さんが夢中になってめくっています。2020/04/23
JACK
15
☆ アウトドアの楽しみ方を幅広く図解で教えてくれる本。北欧の「自然享受権」の話や、サスティナブルにアウトドアを楽しむためにはどうすれば良いかといった思想的な面から始まり、具体的にアウトドアを楽しむにはどうするかというテクニックが紹介されています。焚き火の仕方、後始末の仕方が分かりやすい。ロープワークの図も見やすくてオススメです。筆者が北欧のアウトドア文化に触れて感じた、自然と調和して楽しむ、自然を次の世代に残すという意思が伝わるエッセイも素晴らしい。キャンプに興味がある方はぜひ読んでみて欲しい。2021/04/24
月と星
4
★★★★初心者なので,とても参考になった。自然享受権(アッレマンスレット)とサスティナブルの精神。トイレのお作法と火おこしがためになった。2019/07/19
yoshi
3
図書館本。ブッシュクラフトやソロキャンプ⛺️とかヒロシみたいにやってみたいな。火おこしも焚き火もナイフもコーヒーもゆっくり時間をかけること自体を楽しむような道具が良いね。2020/08/11
Miz
1
似たような本3冊目。こちらはキャンプ全般への知識や情報がふんだんに織り込まれている。北欧の『自然享受権』(アッレマンスレット)、憧れるし凄いなぁと思いますが我が国には根付かないかなとも。2023/02/14