出版社内容情報
子どもが自分で「あぶない場所」を見分けられるようになる、安全教育の絵本。めいろ、間違いさがしなど、遊びながら危険な場所を覚えることができます。本書のベースとなるのは、犯罪者という「人」ではなく、犯罪が起きる「場所」に注目した“犯罪機会論”。メディアでも活躍する犯罪学の第一人者・小宮信夫氏初の監修絵本です。
小宮教授が「犯罪機会論」と出会ったのは、ケンブリッジ大学大学院でのこと。犯罪機会論では、罪を犯す人ではなく、犯罪が起きやすい場所に注目します。小宮教授は、「欧米では一般的な考え方を、日本でもしっかり広めないといけない」と感じ、「地域安全マップ」を考案しました。街を散策しながら、危ない場所を地図に記録するフィールドワークです。この取り組みは、全国の小中学校で実施されています。自分の目で見て考える体験を通して、犯罪を予測し、危険から身を守る力が育つのです。
内容説明
悪い人は見た目で判断できません。でも“危ない場所”なら子どもでも見つけることができる!
著者等紹介
小宮信夫[コミヤノブオ]
立正大学文学部社会学科教授。専攻は犯罪学。ケンブリッジ大学大学院犯罪学研究科修了(日本人初)。今までに回った学校の数は500校以上。警察庁「持続可能な安全・安心まちづくりの推進方策に係る調査研究会」座長、全国の自治体で子どもの防犯に関するアドバイザーを歴任。NHK「クローズアップ現代」など、メディアにも多数出演(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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