出版社内容情報
■ ただのガイド本じゃない。“読む”手みやげ帖
「ありが糖」の気持ちを込めて贈る一冊。
『お菓子の手みやげ帖』は、単におすすめのお菓子を紹介するガイド本ではありません。
著者・スイーツなかの氏が、自らの言葉で「お菓子を贈ることの楽しさ」と「作り手の思い」を
丁寧に描いた、“読むガイド本”です。
著者はこれまでに1万種類以上の和洋菓子を食べ歩いてきたスイーツ芸人。
SNSでの発信が人気を博し、テレビ・雑誌・ラジオなど多方面で活躍する中で、
本書は初の著書となります。
■ “よろこばれる手みやげ”を、信頼の目で厳選
本書で紹介するお菓子は、定番の銘菓から、知る人ぞ知る隠れた名品まで多彩。
「お世話になった人に」「みんなで分けたいときに」「特別な日に」――
シーン別に選べる構成で、贈りたい相手や場面にぴったりの
“よろこばれるお菓子”が必ず見つかります。
しかし本書の真髄は、単なる「おすすめリスト」ではありません。
著者はお店の成り立ちや素材へのこだわり、職人の手仕事、包装に込められた思いまで掘り下げ、
一つのお菓子を通して「作り手の情熱」や「文化としてのお菓子の魅力」を描き出しています。
著者が大切にしているのは、「お菓子を通じて人がしあわせになる」という信念。
“あまいものは、贈る人も、もらう人もしあわせにする”というメッセージが、
本書全体を貫いています。
■ 読むと“お菓子がもっと好きになる”
スイーツなかの氏の文章には、柔らかさとユーモアがあり、読む人の心をやさしく包みます。
味や見た目の紹介にとどまらず、「どんな瞬間にこのお菓子を贈りたいか」
「どんな気持ちで受け取ってほしいか」――
“お菓子を介して人と人がつながる”喜びがページをめくるごとに広がります。
【目次】
第1 章:あのお店のあのお菓子
老舗や名店の定番品を、著者の確かな舌と人柄で紹介。
第2 章:みなさんでどうぞ
職場や集まりなど、大人数で楽しめる“分けやすく喜ばれる”お菓子をセレクト。
第3 章:今日のおやつ
自分へのごほうびや、ちょっとした気分転換にぴったりの一品。
第4 章:特別な日のとっておき
ハレの日や贈答にふさわしい、美しく心に残るお菓子を紹介。
さらに、
「ときめくクッキー缶」「お酒にもぴったりなサレ缶」
「出張おやつ」「お気に入りショッパー」など、
お菓子好きなら思わず共感してしまうコラムも充実。
ページをめくるたびに、甘い香りとともに新しい発見があります。



