内容説明
この本では、子どもたちが小学校で初めて習う字を中心に、五十六の漢字を取り上げています。一年生で習う漢字が四十七字、あとの「心、楽、道、幸、恵、笑、和、夢、優」は、できれば子どもたちが早いうちに覚えてくれたらいいな、とあえて選んだ漢字です。書道家・武田双雲の書で感じる漢字の本。
目次
人
日
月
火
水
木
金
土
空
雨〔ほか〕
著者等紹介
武田双雲[タケダソウウン]
書道家。1975年熊本県生まれ。3歳より母・武田双葉に師事。東京理科大学情報科学科を卒業後、NTTでの約3年間の勤務を経て書道家として独立。2003年、中国・上海美術館より「龍華翠褒賞」受賞。同年、イタリア・フィレンツェ「コスタンツァ・メディチ家芸術褒章」受章。2005年、伊勢神宮にて献書。2007年、乃木神社にて献書(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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紫綺
118
しょぼん第2弾…。今度は漢字の書本だ。一部の漢字を集め、楷書と創作書を中心に基礎情報が…。もちろん、作者の自由詩も。下手ながら文字を書くのが好きなので、見ていて楽しい♪2016/05/28
ひほ
34
今回は漢字編。もともと漢字は意味を持つ字だけれど、書き方によってもっと味わいが出ることを実感。これも字がうまい人だからこそできる業だろうと思いました。2016/06/05
ムーミン
16
原点回帰2021/12/11
drago @高校野球観戦中。
12
美しい書道(漢字)を見ていると、心が洗われるような気分。自分もこんな字を書いてみたい。定年退職したら、書道を習ってみようかな~。 ☆☆☆★★2014/11/02
アキ
8
さまざまな個性と世界観で多くの人を魅了する「絵本」からヒントを得て「書本」と名付けられた『書で感じる漢字の本』。1文字につき見開き2ページを割いて、楷書の手本と書き順、創作書、自由詩を収録。創作という果てなく広がるイメージを託された文字・漢字は途端に生命を宿し、その息づかいや気配までを感じとることができます。2014/02/03