内容説明
攻め68問、受け56問、寄せ・詰め156問の実戦すぐ使えそうで、頻度の高い駒の使い方をピックアップ。
目次
攻め―駒得をすること、相手陣を突破すること。攻めることで主導権が奪いやすくなる。
受け―相手の攻めに備え、自陣への突破・進入を許さないこと。自玉の安全を図ること。
寄せ・詰め―相手玉を追い詰め(寄せ)、動けなくする(詰め)こと。勝つためには必須の要素。
著者等紹介
飯野健二[イイノケンジ]
昭和29年7月7日、東京都葛飾区の生まれ。昭和50年四段に昇段しプロ棋士に。平成10年七段に昇段(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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あなあき
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タイトルの「駒の使い方」っていうのが少し解りにくいかもしれないんだけど、言い換えれば「やさしい手筋入門」という感じの本。手筋集といえば『羽生の法則』とか『将棋は歩から』など有名な本はいくつもあるけれど、級位者には理解するのが難しい内容も含まれているので、初心者だと正直とっつきにくい。手筋の問題集なんかでは平易なモノもあるにはあるが、本書は、そういうヤツにも載せられていない「手筋以前=駒の使い方」を初歩から丁寧に解説してくれている。ルールを覚えたばかりの人にはもちろん、基礎を鍛え直したい人にもおススメです。2015/04/29