内容説明
透徹した叙情の類い稀な水準を示す数々の詩篇、そして花咲く「新しい国」を夢見る詩人司祭の英知が語る数々の箴言。
目次
賛歌・巡礼の旅・アルガーバル
牧童と賛美の詩の・伝説と歌の・そして架空庭園の書
魂の一年
生の絨毯
第七の輪
盟約の星
新しい国
日々の行為―手記と小品
フィーベル―初期詩撰
マーヌエル・他
ゲオルゲ評伝
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
火曜日
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「詩作はもはや影響力を持たない」「あなたが広場で裸になりなさい。そうすれば人びとの心に革命的な感動を呼び起こすでしょう。そしてそれが世界を転回する端緒になるかもしれない」という宇宙論者シューラーに対しゲオルゲが「気違い病院を混雑させるのが私の務めではない」と返したというエピソードが巻末「評伝」にあり、大変まともだと思った。2023/08/19
