感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
綾野理瀬(Ayano Lise)
3
もうずいぶん前からちまちま学習してきたこの単語帳を、ようやく終えた。正直、覚える傍らから忘れているので、これから復習をば。語源本位なのは本当に覚えやすくて助かった。自分で重要単語の書き込み、マーキングもしているので、オリジナル単語帳に仕上げたともいえる。2016/12/28
ソラヲ
3
2周目。初めて通読した時よりもずっと頭に単語が入ってきたのはちゃんとした文学作品を自力で読み通したからだろうか。この単語帳+何らかの熟語集を終わらせることさえできれば有名な文学作品は辞書なしで読めると感じた(もちろん別途で構文把握の練習も必要だが)。ところで、この本が未だに中級レベルのドイツ語単語帳の決定版で、昭和31年以降この本のクオリティを超えるようなものが出版されていないという事実は、語学学習業界においてドイツ語が英語やフランス語に比べていかに需要がないかということを物語っている気がしてならない。 2015/05/31
zunzun
2
ドイツ語の勉強をしているときにつかっていた単語帳で、CDはなかったが、この本の特徴は造語法や英単語を単語の脇にそえることで覚えやすくしていることだ。5500語をまともに頭にたたき込もうとすると、おかしくなるが、単語の接頭辞や接尾語、語源、英語と対照を利用してくれたおかげで比較的、頭にはいりやすい。ただ、例文などはついてないし、コローケーションもわかりづらいので今だったら、絶対に使ってないとおもう。『場面別 ディアロークで身につけるドイツ語単語4000』を選ぶね。2024/10/21
ソラヲ
0
独検準一級・CEFRのB2レベルを目指す人の必読書。単語集として暗記に使えるのはもちろんのこと、ある程度ドイツ語のできる人が知識の定着に「読む」のもアリ。機械的にアルファベット順に単語が並べられているだけではなく、殆どの単語に語源的な関連語が記されているので有機的に・体系的に単語を暗記できる。何度も繰り返し読めば基本単語から構成される分離・非分離動詞の理解が進むと同時に、前置詞のニュアンスも段々と掴めそう。前書きでグリムの法則、第二次子音推移によるドイツ語と英語との音韻対応が説明されているのがよかった。2014/11/10
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