出版社内容情報
《内容》 地域ケアは,今,大きな転換期を迎えている。地域に働く看護職の活動に大きな期待がかけられている。訪問看護ステーションの広がりにより経営を経験する看護職が増えると共に,医療制度や政策と看護との関係が認識されてきた。一方,行政の保健婦の機能として保健計画・施策形成能力が重視されるようになっている。この本はそのようなわが国の地域看護の課題に大きな手がかりを与える論文選集である。 《目次》 1章 地域看護:その使命を明らかにする 地域看護とは何か?/地域看護における臨床能力 他 2章 コミュニティのアセスメントと保健計画 コミュニティとは/地域アセスメントの疫学的アプローチ 3章 地域看護活動のためのツール 他
内容説明
地域看護は、公衆衛生の理論、哲学、原理を看護に応用するという専門性をもつ、看護活動の一つの領域である。本書は、保健医療と地域看護の重要な現代的な側面について触れた論文選集である。原本の8章全68編の論文から、日本の実情を考慮し、4章計19編を抜粋して掲載した。
目次
第1章 地域看護:その使命を明らかにする(地域看護とは何か?;地域看護における臨床能力 ほか)
第2章 コミュニティのアセスメントと保健計画(コミュニティとは;地域アセスメントの疫学的アプローチ ほか)
第3章 地域看護活動のためのツール(QAと地域看護における最近の視点;健康、危険因子の減少、そしてライフスタイルの変容 ほか)
第4章 政策と地域保健における変革への影響(変化を起こそう―地域看護と政策の舞台;保健政策を推進する看護のリーダーシップ)