出版社内容情報
《内容》 〈患者に学ぶ〉第1作。看護教師が自身の闘病体験を職業的な目で観察・記録したもの。民間の医院,および近代医学の粋を集めた大学病院での,内科的・外科的医療を受けた3ヵ月におよぶ入院体験を通して,“看護”とは何か,その意味と価値を問う。「看護学雑誌」に12回にわたって連載されたものに加筆・再構成したもので臨床看護婦,看護学生のための生きた教材となりうる内容である。 《目次》 1 苦痛と不安の日々 2 プロの目 3 まな板の上の鯉 4 術後四景 5 貴重な記録 6 岐路に立つ 7 患者が耐えねばならぬもの その1 羞恥心とのたたかい 8 患者が耐えねばならぬもの その2 療養に伴うトラブル 9 病床不安 10 花と病人 11 いとしきもの 12 闘病雑感 他