出版社内容情報
《内容》 原則論・手順論・物語論から倫理的問題を分析・検討する系統立った方法を軸に据えた,医療倫理学の入門テキスト。[総論]で医療倫理の歴史と方法論を学習し,[各論]では,死と喪失,性と生殖,個人の権利と公共の福祉,研究と先端医療のテーマに分け,ケーススタディにより倫理的問題をどのように検討すべきかを具体的に考える。
《目次》
第1部 医療倫理の歴史
[第1講] 古代から近代の医療倫理の変遷
[第2講] 現代-患者の権利の時代へ
第2部 医療倫理学の方法
[第3講] 基本的な概念と構造
[第4講] 三つの方法論-原則・手順・ナラティヴ(1)
[第5講] 三つの方法論-原則・手順・ナラティヴ(2)
第3部 死と喪失
[第6講] 死と喪失についてのレビュー
[第7講] 告知-深刻な診断を知る,それを伝えるということ
[第8講] 尊厳死-最後まで生きる,その人にかかわるということ
第4部 性と生殖
[第9講] 性(セクシュアリティ)について
[第10講] 生殖について
[第11講] 障害児の出生を「防ぐ」ということ
第5部 患者の権利と公共の福祉
[第12講] 患者と第三者の利害の対立
[第13講] 自己危害と他者危害
第6部 医学研究と医療資源
[第14講] 生体と医療資源
[第15講] 医療資源の配分と医療情報
あとがき
[資料]
索引
内容説明
原則論・手順論・物語論から、保健医療における倫理的問題を分析・検討する系統立った方法を軸に据えた、医療倫理学の入門テキスト。
目次
第1部 医療倫理の歴史
第2部 医療倫理学の方法
第3部 死と喪失
第4部 性と生殖
第5部 患者の権利と公共の福祉
第6部 医学研究と医療資源
著者等紹介
宮坂道夫[ミヤサカミチオ]
1965年、長野県松本市生まれ。新潟大学医学部保健学科助教授。早稲田大学教育学部理学科生物学専攻卒、大阪大学大学院医学研究科修士課程修了、東京大学大学院医学研究科博士課程単位取得。医学博士(1998)。専門は、医療倫理学、生命倫理学など
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