出版社内容情報
《内容》 1967年創刊のわが国唯一の看護研究理論誌『看護研究』から,当代の看護実践・教育・研究の第一人者によって選ばれた論文を収録。今日では入手困難なバックナンバーから貴重な文献が数多く掲載され,各機関や図書館,教育者・研究者だけでなく,学生・教員にも,看護研究の進歩の歴史を知り,テーマの変遷を学ぶ上で貴重な資料である。
《目次》
A 主題からみた看護研究の動向
[1] ソーシャル・サポート研究の動向と今後の課題
[2] 社会福祉領域におけるソーシャル・サポート研究
[3] 小児看護とソーシャル・サポート・ネットワーク
[4] 配偶者と死別した個人の悲嘆からの回復にかかわるソーシャル・サポート
[5] 保健行動学からみたセルフケア
[6] セルフケアを主題とした看護研究の現状
[7] 老人看護とセルフケア
[8] 保健婦活動におけるセルフケア
[9] 燃えつき現象の精神看護学的推論
[10] Burnout現象とBurnoutスケールについて
[11] 対処(coping)に関する研究
[12] Lazarusのコーピング(対処)理論
[13] 手術を受ける患者の術前術後のコーピングの分析
B 看護方法を開発するための研究
[1] 病床気候に関する臨床的研究
[2] 患者の苦痛に対する看護婦の推察度
[3] 確実な皮下注射・筋肉注射に関する一考察
[4] 日常生活行動負荷に関する実験
[5] スピードトラック牽引時の弾力包帯圧迫による足尖の循環動態
[6] 実習指導行為とその評価
[7] 脳神経疾患患者における意識
[8] 糖尿病患者の病者役割からみた自己概念とComplianceに関する研究
[9] 脊髄障害者における排便の自己管理
[10] 病室や病棟環境に対する患者の認知
C ナースを題材とした研究
[1] 看護婦の燃えつき現象に対する生活および仕事ストレスとソーシャル・サポートの影響
[2] 看護婦の仕事への満足度に関する研究
[3] 「看護婦の仕事への満足度に関する研究」についての研究的観点からの批評
「看護研究」総目次
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- 和書
- 沖縄・反戦地主 (新版)