出版社内容情報
《内容》 わが国の在宅ケアは,ケアや機関の質の評価・改善の面で立ち遅れている。本書は,在宅ケアの業務の効率化と利用者の満足度を高めることに対応できるよう,在宅ケアと在宅ケア機関の質の評価と改善の具体的な方法を,作業にそってわかりやすくまとめている。質の評価と改善に使える,簡便なマニュアルであり,ツールでもある。
《目次》
第I部 在宅ケアの質改善の基本的な考え方
1. 在宅ケアの評価と質改善
2. 質改善とアクションプラン
3. アメリカ合衆国におけるアウトカム評価と質改善方法-OASISとOBQIの紹介
第II部 在宅ケアのアウトカム測定と質改善の具体的な方法
4. 利用者のアウトカムを測定する方法
5. 在宅ケア機関のアウトカムを評価する方法
6. 利用者満足度を測定する方法
7. 在宅ケア機関のアクションプランの立案方法と具体例
8. アクションプランの実施方法
9. アクションプランの評価方法
第III部 在宅ケアのアウトカムと質改善方法の応用
10. 在宅ケア機関の構造を良くしてアウトカムを向上させる方法
11. ケアプロセスを良くすることでアウトカムを向上させる方法
12. アウトカムとケアの質改善方法を経営管理とコスト管理に生かす方法
資料 アウトカム測定調査票とアクションプラン票
付録 アメリカ合衆国で使用されている「アセスメントと成果」「アクションプラン票」記録用紙
内容説明
第1部では、在宅ケアの質改善の基本的な考え方と方法において、国際動向を踏まえてわが国で考えられることや外国の紹介。第2部では、在宅ケアのアウトカム測定と質改善の具体的な方法としてわが国で実際に行いやすい手順と実例を示した。第3部では、アウトカム向上をもたらしやすいケア体制、ケア内容と方法(ケアプロセス)、経営コスト管理について示した。
目次
第1部 在宅ケアの質改善の基本的な考え方(在宅ケアの評価と質改善;質改善とアクションプラン;アメリカ合衆国におけるアウトカム評価と質改善方法OASISとOBQIの紹介)
第2部 在宅ケアのアウトカム測定と質改善の具体的な方法(利用者のアウトカムを測定する方法;在宅ケア機関のアウトカムを評価する方法;利用者満足度を測定する方法 ほか)
第3部 在宅ケアのアウトカムと質改善方法の応用(在宅ケア機関の構造を良くしてアウトカムを向上させる方法;ケアプロセスを良くすることでアウトカムを向上させる方法;アウトカムとケアの質改善方法を経営管理とコスト管理に生かす方法)
著者等紹介
島内節[シマウチセツ]
東京医科歯科大学大学院教授・保健衛生学研究科
友安直子[トモヤスナオコ]
東京医科歯科大学大学院助教授・保健衛生学研究科
内田陽子[ウチダヨウコ]
東京医科歯科大学大学院保健衛生学研究科博士後期課程
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。