出版社内容情報
《内容》 とりあげたケアプランは北米の施設での,診断の優先度や診断群の妥当性にもとづいて構成されている。初版の文献からの診断群のまとめを,より臨床に近づけている。ケースマネジメントとクリティカルパスの解説には,実際のケアパスをとりあげ看護ケアプランへの利用を試みている。本書での看護診断の記述法は『NANDA看護診断:定義と分類2001-2002』による。
《目次》
I 看護ケアプランの手引き
第1章 二重焦点臨床実践モデル
第2章 看護ケアの記録
第3章 病気の成人:出来事と反応
第4章 手術体験に対する反応
II 臨床看護ケアプラン
第1部 疾患と看護ケアプラン
第2部 外科的処置と看護ケアプラン
第3部 診断法・治療法と看護ケアプラン
付録I 入院患者に対する一般的看護ケアプラン
付録II 手術患者に対する一般的看護ケアプラン
付録III 外来手術患者に対する一般的看護ケアプラン
資料 機能面からみた健康パターンによる分類(本書)とNANDA分類法IIの比較
索引I 看護診断
索引II 共同問題
索引III 疾患名
内容説明
本書は、看護婦が質の高い看護ケアを行うための枠組みを示し、そのケアを記録して他者に伝える方法を提案している。自立した看護に焦点を当て、臨床で患者/家族に対して看護婦が合法的に自立して行うことのできる援助を論じた。したがって本書の内容は、看護学生が理論的知識を臨床現場で生かそうとするときに役にたつであろうし、また、現場の看護婦が臨床状況に応じて質の高い看護ケアを行うための指針にもなるはずである。さらに本書は妥当性研究の成果を含んでいる。この研究について(方法、対象、結果)、その成果は臨床看護婦、看護学生、看護部にとって貴重な情報を提供している。
目次
1 看護ケアプランの手引き(二重焦点臨床実践モデル;看護ケアの記録;病気の成人:出来事と反応;手術体験に対する反応)
2 臨床看護ケアプラン(疾患と看護ケアプラン;外科的処置と看護ケアプラン;診断法・治療法と看護ケアプラン)
著者等紹介
柴山森二郎[シバヤマモリジロウ]
駿河台大学教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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