腰痛を防ぐらくらく動作介助マニュアル

腰痛を防ぐらくらく動作介助マニュアル

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  • サイズ B5判/ページ数 206p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784260331890
  • NDC分類 492.9
  • Cコード C3047

出版社内容情報

《内容》 新しい動作介助法を連続写真と【動画CD-ROM】で見せる画期的なマニュアル。従来より安全で安楽,また合理的で実践的なトランスファーテクニックを紹介。腰への負担が少ないので,介護者の悩みの種であった腰痛の予防につながる。また被介助者の残存能力を最大限に活用するため,機能の維持にもつながる。    

《目次》
I 動作介助の意義
II 動作介助の原則
 1. 安全な動作の成因
 2. 動作方法(パターン)選択の原則
 3. 動作介助のポイント
 4. 人の体への触れ方と動かし方
III 寝返り
 1. 正常な寝返りのパターン(自立)
 2. 介助による寝返りのパターン[背臥位→側臥位]
 3. その他の寝返りのパターン
IV 起き上がり
 1. ベッド上での起き上がりのパターン
 2. 布団での起き上がりのパターン
V 立ち上がり
 1. 立ち上がり動作の基礎
 2. 両手腋窩パターン1
 3. 両手腋窩パターン2:膝ロックを伴う方法
 4. 片手腋窩,片手肩甲パターン
 5. 両手肩甲パターン
 6. 床からの立ち上がりパターン
VI トランスファー(移乗)
 1. トランスファーの基礎
 2. 自立パターン1:健側回り
 3. 自立パターン2:患側回り
 4. 両手肩甲パターン
 5. 両手腋窩パターン1:一般的な対象者用
 6. 両手腋窩パターン2:両下肢の支持性が低下した対象者用
 7. 片手腋窩・片手肩甲パターン
 8. 全介助のパターン1:肩に担ぐ方法
 9. 全介助のパターン2:スライド法
 10. 全介助のパターン3:2人で行なう方法
 11. 床←→車イスのパターン1:2人で行なう方法
 12. 床←→車イスのパターン2:1人で行なう方法
 13. 両腋窩・頭部固定パターン:Hold & Cover法
 14. トランスファーパターンの選択チャート
VII 動作介助における力学
 1. 力学の基礎
 2. 人体における力学の応用
VIII 腰痛とその予防
 1. どうして腰に負担がかかりやすいのか
 2. どのくらい負担がかかっているのか
 3. コルセットをつけていれば腰痛は防ぐことができるか
 4. 日常はどのようなことに気をつければいいのだろうか
 5. 動作介助ではどのようなことに気をつければいいのだろうか
IX 各種姿勢
X ベッド・車イスなどの福祉用具
 1. 車イス
 2. ベッド
 引用・参考文献
XI まとめ
 あとがき
【動画ハイブリッドCD-ROM】について
[付録]【動画ハイブリッドCD-ROM】仕様書

内容説明

本書は、「動作介助の意義」からはじまり、「動作介助の原則」「寝返り」「起き上がり」「立ち上がり」「トランスファー(移乗)」「動作介護における力学」「腰痛とその予防」「各種姿勢」「ベッド・車イスなどの福祉用具」「まとめ」という11章で構成され、解説と写真を組み合わせて、「目で見る動作介助マニュアル」として看護・介護の現場で使えるような工夫がなされている。とくに、トランスファーに関する章では、多くの連続写真をレイアウトして、従来の介助法とは異なる新しい動作介助の動きを具体的に詳述。そのほか、動作の基礎としての力学的な解説や、介助者の腰になぜ負担がかかりやすいのか?といった腰痛予防の視点からの検証、さらにはベッド・車イスなどの選び方まで解説されている。

目次

1 動作介助の意義
2 動作介助の原則
3 寝返り
4 起き上がり
5 立ち上がり
6 トランスファー(移乗)
7 動作介助における力学
8 腰痛とその予防
9 各種姿勢
10 ベッド・車イスなどの福祉用具
11 まとめ

著者等紹介

山本康稔[ヤマモトヤストシ]
1948年東京都生まれ。理学療法士。社会医学技術学院卒。東京都立広尾病院、三愛会伊藤病院、多摩丘陵病院(リハビリテーション科副部長)、東都リハビリテーション学院(理学療法学科:教務主任)、高根台病院(リハビリテーション科長)を経て、現在、東京天使病院(リハビリテーション科部長)。併せて、社団法人東京都理学療法士会理事広報局長。また、1997年より、「動作介助研究会」を主宰する。病院勤務のかたわら、町田市の在宅訪問リハビリを立ち上げるなど、福祉におけるリハビリテーションに力を注いできた

加藤宗規[カトウムネノリ]
理学療法士。高知リハビリテーション学院卒。定山渓病院、多摩丘陵病院などを経て、現在、東都リハビリテーション学院(理学療法学科:教務主任)。併せて、社団法人東京都理学療法士会広報部長。教授活動のかたわら、理学療法の基礎と評価、教育に関する研究活動に力を注いできた

中村恵子[ナカムラケイコ]
北海道生まれ。北海道立衛生学院卒(看護婦)。1968~1975札幌医科大学付属病院(胸部心臓血管外科)。1975~1999杏林大学医学部付属病院(外科系病棟、中央手術部、救命救急センター、集中治療部門を経て1990年から看護部長)。1987~1999同医学部付属看護専門学校副校長。1992~1999杏林大学保健学部教授。1999~現在、青森県立保健大学教授(成人看護学、老人看護学領域)
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