出版社内容情報
《内容》 「自己概念」や「病者役割」などの言葉をはじめ,社会学から看護学に取り入れられた概念は多い。質的研究法で有名なグランデッド・セオリーも社会学的手法の一つである。本書は社会学者である著者が,看護学生や看護婦のために書いた社会学の入門書。自分たちが働く「医療」という世界をもう一度客観視する上でも極めて有用となろう。 《目次》 1 序論 社会学とは何か 2 人類学からみた医療 3 西洋医学のパラダイム 4 病人役割 5 終末期をめぐる社会学 6 死の社会学 7 病院 8 医療における人間関係 9 患者の権利 10 医療化と脱医療化 11 専門化支配と医療 12 看護におけるイデオロギー
内容説明
本書のねらいは医療を社会学的に考察することで、これまでの医療のあり方を近代化のひとつの現象として相対比しています。現代の医療を題材にしながら、それにアプローチする方法として社会学のさまざまな学説を紹介しました。
目次
1 序論
2 人類学からみた医療
3 西洋医学のパラダイム
4 病人役割
5 終末期をめぐる社会学
6 死の社会学
7 病院
8 医療における人間関係
9 患者の権利
10 医療化と脱医療化
11 専門家支配と医療
12 看護におけるイデオロギー