出版社内容情報
《内容》 診療情報管理の実践的教科書。「医師,コメディカル,患者が同じ情報を共有するチーム医療」をコンセプトに,これからの情報処理・発信のあり方を具体的に解説。電子カルテ,クリティカルパス,DPCなど昨今の流れを踏まえつつ,実状に即したシステム構築を教示する。診療情報管理士,病院管理者をはじめ,すべての医療従事者に有用。
《目次》
第I章 総論
1. 医療環境の変化と診療情報管理者の役割
2. 診療情報管理者の現状
3. 医療の経済・質と診療情報
第II章 チーム医療における診療情報
1. 医師と診療情報
2. 薬剤部門と診療情報
3. 看護部門と診療情報
4. 臨床検査部門と診療情報
5. 放射線部門と診療情報
6. 栄養部門と診療情報
7. 管理(事務)部門と診療情報
8. EBMとEBN
9. クリティカルパスと診療情報
10. 患者と診療情報
11. 各種登録と統計
第III章 診療情報の管理技術
1. 分類整理とコード化
2. 診療録の収納とパージング
3. 診療情報の電子化
4. 精度管理
5. 情報開示とプライバシー
6. 保管スペースの確保
用語解説
さくいん
内容説明
本書では診療情報の発生から活用までを、情報の動きに沿って示し、情報管理に関連する既存の技術を体系的に整理した。医療情報管理の問題点や将来展望を読みとっていただけるよう、現状を示すデータや意見も紙面の許す限り載せた。診療情報管理あるいは診療録管理の専門家養成のための教科書として、また、各医療従事者の参考書としての利用を考え、できるだけ平易な言葉を用いるよう心がけた。本書は診療情報管理の骨組みを示すものである。
目次
第1章 総論(医療環境の変化と診療情報管理者の役割;診療情報管理者の現状;医療の経済・質と診療情報)
第2章 チーム医療における診療情報(医師と診療情報;薬剤部門と診療情報;看護部門と診療情報 ほか)
第3章 診療情報の管理技術(分類整理とコード化;診療録の収納とパージング;診療情報の電子化 ほか)
著者等紹介
岩崎栄[イワサキサカイ]
財団法人日本医療機能評価機構理事
星野桂子[ホシノケイコ]
国立保健医療科学院人材育成部特別研究員
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。