出版社内容情報
《内容》 感染症新法に基づいて規定された1～4類感染症に結核を加えた73疾患の診断・治療ガイドライン。輸入感染症，性感染症，院内感染の猛威，結核緊急事態宣言などを受け，日本医師会と厚生省が共同して監修。臨床医をはじめとする全医療関係者必携の書。全編2色刷りで，付録には感染症新法，診断に関する連絡先一覧などを一挙掲載。
感想・レビュー
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国内でのデング熱流行を受けて問い合わせ増が予想されるため、再読。デングウイルスはフラビウイルス科に属する。1～4の血清型をもち、一度かかった型は終生免疫を獲得。ヒト―蚊―ヒトのサイクルで伝播(ヒトからヒトへは感染しない)。症状は発熱、頭痛、筋肉痛、発疹など多岐に渡るが、特異的な症状はなく、不顕性感染も多くを占める。特効薬やワクチンは無く、対症療法が基本。抗生剤は無効、アスピリン禁忌。感染を防ぐには媒介である蚊を避けるしかない。4類感染症(全数把握)、7日以内に届出。好発5～9月。熱帯、亜熱帯地域にて。2014/09/12
