肝腫瘍の造影ハーモニックイメージング

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肝腫瘍の造影ハーモニックイメージング

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  • サイズ B5判/ページ数 208p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784260138796
  • NDC分類 493.47
  • Cコード C3047

出版社内容情報

《内容》 肝腫瘍の血流動態・血管構築を画像で表現するカラードプラ、造影ハーモニック法は、今日最も注目を浴びているモダリティである。今後の肝細胞癌の臨床そのものを変える可能性を持ったこの新しい画像診断法を、気鋭の著者が豊富な画像データを用いて解説した。    《目次》 第1章 動注造影エコー法は静注造影エコー法のFinal Goalである 第2章 動注造影エコー法からみた肝腫瘍の血管構築と血流動態 第3章 肝細胞癌の脱分化進展に伴う血流動態の変化 第4章 肝細胞癌の診療における血流画像の役割 第5章 Levovistの特性 第6章 Levovistの体内動態と水溶性造影剤との相違 第7章 Levovistの投与法と各種造影モード 第8章 ハーモニックイメージングの用語解説 第9章 ハーモニックイメージングの原理 第10章 ハーモニックパワードプラ法(ALOKA ProSound SSD-5500) 第11章 コントラストイメージング(Toshiba PowerVision 8000) 第12章 Pulse Inversion Harmonic Imaging(ATL HDI 5000) 第13章 Coded Harmonic Angio(GE LOGIQ 700 EXPERT Series) 第14章 造影ハーモニックイメージングによる各種肝腫瘍の鑑別診断 第15章 肝細胞癌治療における造影ハーモニックイメージングの役割 第16章 Liver Specific Imagingを利用したLate Phase Sweep Scan 第17章 肝腫瘍の診断と治療における造影エコーの役割(まとめ) 第18章 胆膵腫瘍に対する造影ハーモニックイメージングの応用 第19章 今後の超音波造影剤の開発状況と将来の展望

内容説明

本書の中には1年半の間に近畿大学医学部において得られた、造影ハーモニック法の疑問に対して答えるためのアプローチの全てが込められている。すなわち消化器内科医あるいは肝臓専門医としてCT、MRI、血管造影、超音波、生検など各種モダリティのいずれをも駆使しうる立場から、あるいは肝腫瘍の患者さんの診断から治療に至るプロセスを責任を持って担うべき内科医としての立場から、今後の超音波造影法の位置付けはどういうものであるか、あるいはどうあるべきか、ということに焦点を絞って本書は記述されている。

目次

動注造影エコー法は静注造影エコー法のFinal Goalである
動注造影エコー法からみた肝腫瘍の血管構築と血流動態
肝細胞癌の脱分化進展に伴う血流動態の変化
肝細胞癌の診療における血流画像の役割
Levovistの特性
Levovistの体内動態と水溶性造影剤との相違
Levovistの投与法と各種造影モード
ハーモニックイメージングの用語解説
ハーモニックイメージングの原理
ハーモニックパワードプラ法(ALOKA ProSound SSD‐5500)
コントラストイメージング(Toshiba PowerVision8000)
Puls Inversion Harmonic Imaging(ALT HDI5000)
Coded Harmonic Angio(GE LOGIQ700EXPERT Series)
造影ハーモニックイメージングによる各種肝腫瘍の鑑別診断
肝細胞癌治療における造影ハーモニックイメージの役割
Liver Specific Imagingを利用したLate Phase Sweep Scan
肝腫瘍の診断と治療における造影エコーの役割(まとめ)
胆膵腫瘍に対する造影ハーモニックイメージングの応用
今後の超音波造影剤の開発状況と将来の展望

著者等紹介

工藤正俊[クドウマサトシ]
1978年3月京都大学医学部卒業。1978年6月京都大学医学部附属病院(研修医)。1979年6月神戸市立中央市民病院消化器内科医員。1987年1月カリフォルニア大学留学(デービスメディカルセンター)。1989年1月神戸市立中央市民病院消化器内科医長。1997年4月近畿大学医学部第2内科学助教授。1999年4月近畿大学医学部消化器内科学教授、現在に至る。受賞歴は、1989年6月米国核医学会Berson‐Yalow Award受賞。1992年3月日本対がん協会がん研究助成奨励賞受賞。1992年4月日本消化器病学会奨励賞受賞。1993年10月日本核医学会賞受賞、他。役職は、日本超音波医学会(理事・評議員・指導医)、日本消化器病学会(財団評議員・指導医)、日本肝臓学会(評議員・指導医)、Associate Editor“Journal of Gastroenterology”、Editorial Board“International Journal of Clinical Oncology”、Area Editor“Journal of Medical Ultrasonics”日本超音波医学会雑誌「超音波医学」編集委員、日本腹部造影エコー・ドプラ診断研究会事務局・幹事、肝血流動態イメージ研究会幹事、他
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