出版社内容情報
《内容》 人間ドック健診全般についての実用書。人間ドックが高い信頼性を保つために踏まえるべき事項を,前版よりさらに具体的に解説。全体の構成も「I 総論/II 各種検査で見つける/III 癌を見つける/IV 人間ドックで注意すべき疾患/V よりよい人間ドックであるために」のように実際的なものになっている。
《目次》
I. 総論
1. 医学,医療の中の人間ドック
2. なぜ人間ドックが必要なのか
3. 検査時の医師の問診と診察-その重要性と意義
II. 各種検査で見つける
1. 尿
2. 血液
3. 心電図
4. エコー
5. 胸部X線
6. 上部消化管X線・内視鏡
7. 下部消化管X線・内視鏡
8. CT
9. MRI
10. 腫瘍マーカー
11. 細胞診
12. 眼圧・眼底
13. 頻度の高い異常所見と関連疾患
III. 癌を見つける
1. 肺癌
2. 食道癌
3. 胃癌
4. 大腸癌
5. 肝癌(胆道癌を含む)
6. 膵癌
7. 前立腺癌(泌尿器系の器質疾患を含む)
8. 婦人科系癌
9. 乳癌
10. 脳の悪性腫瘍
11. 血液リンパ系の悪性疾患
IV. 人間ドックで注意すべき疾患
1. 高血圧
2. 虚血性心疾患
3. 脳卒中(脳血管障害)
4. 慢性閉塞性肺疾患
5. 肥満
6. 高脂血症
7. 糖尿病
8. 胃・十二指腸潰瘍
9. 慢性胃炎,慢性腎不全
10. 骨粗鬆症
11. 甲状腺疾患
12. 歯周疾患検診
V. よりよい人間ドックであるために
1. 面接
2. 病気とよべない病気
3. 生活習慣改善のための保健指導の実際
4. 精度管理
付録
I. 日本病院会 一泊人間ドック(短期人間ドック)指定施設一覧
II. 日本病院会指定 総合健診(一日人間ドック)指定施設一覧
索引
内容説明
本書は、人間ドックの信頼を高めるため、医療および医療人のあるべき姿や人間ドックの歴史をふり返り、現時点で最先端の診断技法を概説し、どうすればどの分野でも専門家の批判に耐えられるレベルの検査ができるか、また信頼できる人間ドックの運営ができるかまで言及した。
目次
1 総論(医学、医療の中の人間ドック;なぜ人間ドックが必要なのか ほか)
2 各種検査で見つける(尿;血液 ほか)
3 癌を見つける(肺癌;食道癌 ほか)
4 人間ドックで注意すべき疾患(高血圧;虚血性心疾患 ほか)
5 よりよい人間ドックであるために(面接;病気とよべない病気 ほか)
著者等紹介
日野原重明[ヒノハラシゲアキ]
聖路加国際病院理事長・名誉院長
田村政紀[タムラマサノリ]
PL東京健康管理センター所長
田嶋基男[タジマモトオ]
藤間臨床医学研究所所長
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。