出版社内容情報
《内容》 本書は臨床医・看護師などが実際によく遭遇し,また誰もがジレンマを感じざるをえない医師患者関係,守秘義務,医療経済,終末期医療といった身近な臨床倫理の問題をケースで取り上げる。従来から解答を出すのが困難と言われていた課題についても,筆者らの立場からの見解がすべて明確に述べられているのが特徴。
《目次》
私の臨床倫理-序文に代えて
本書で考察するケースの一覧
第1章 臨床倫理学総論
第2章 ケースで考える臨床現場の基本的な倫理的問題
第3章 臨床倫理学を考えるための基礎事項
第4章 ケースで考える臨床現場の倫理的ジレンマ
第5章 エシックス・ケース・カンファレンス
資料 病名告知に関するアンケート
付録 推薦図書
目次
第1章 臨床倫理学総論
第2章 ケースで考える臨床現場の基本的な倫理的問題(医師患者関係とパターナリズム;インフォームド・コンセントと真実告知;医療現場における守秘義務と警告義務 ほか)
第3章 臨床倫理学を考えるための基礎事項(臨床倫理学の基礎理論;Quality of Lifeに関する倫理的考察:使用上の注意;医療における権利について)
第4章 ケースで考える臨床現場の倫理的ジレンマ(終末期医療についての倫理的検討;判断能力に問題がある患者の診療における倫理的問題;医療資源の配分について ほか)
第5章 エシックス・ケース・カンファレンス
著者等紹介
福井次矢[フクイツグヤ]
京都大学大学院教授・内科系
浅井篤[アサイアツシ]
京都大学大学院助教授・医療倫理学
大西基喜[オオニシモトキ]
上十三保健所・保健所長
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