出版社内容情報
《内容》 脳神経外科診療でのトラブルを防ぐための簡潔な指針。基本ルール17をもとに解剖から診療・手術の考え方,実技のコツを平易な語り口で解説。30年余にわたる著者の脳外科医人生が集約された叡智あふれる記述と,失敗例を含めた症例の丹念な集積からのエッセンスを満載。よく知っているつもりの知識も実は目からウロコという虎の巻。指導者から若手への珠玉のプレゼント。
《目次》
第1章 トラブルフリーの幸せな脳外科医人生のためのルール
第2章 解剖
第3章 病歴聴取と診察のコツ
第4章 診断と筋道だった推測
第5章 外科の基本原則
第6章 患者と話す
第7章 手術の適応,非適応,手術を途中でやめるとき
第8章 難しい病変
第9章 手術のヒントと助言
内容説明
脳外科のエキスパートなら日常診療や手術では、どのようにトラブルを回避するかが、本書ではユニークに語られている。アダムス氏は、脳外科医としても脳外科医の教育者としてもよく知られ、米国、日本、オーストラリア、ヨーロッパ、南アフリカなど世界中から集まる脳外科医たちの教育を行ってきた。本書には、氏が一生かかって体得した脳外科医としての珠玉の英知が込められている。内容は氏の30年余に及ぶ貴重な症状(成功例も失敗例も)を含め、自ら書きためたノートブックから選りすぐったものばかりである。
目次
第1章 トラブルフリーの幸せな脳外科医人生のためのルール
第2章 解剖
第3章 病歴聴取と診察のコツ
第4章 診断と筋道だった推測
第5章 外科の基本原則
第6章 患者と話す
第7章 手術の適応、非適応、手術を途中でやめるとき
第8章 難しい病変
第9章 手術のヒントと助言
著者等紹介
アダムス,クリス[アダムス,クリス][Adams,Chris]
ケンブリッジ大学を卒業し、ガイ病院で研修。脳外科医としてのトレーニングはガイ病院、ロンドンの国立神経疾患病院、オックスフォードのラドクリフ病院で履修。英国脳外科学会より、頸髄の研究でジャクソン賞を受賞。1972年にラドクリフ病院の医長、1975年には部長となった。海外各地、特にオーストラリア、南北アメリカ、中東、シンガポール、ヨーロッパからやってくる脳外科医たちの教育に力を注いできた
佐藤周三[サトウシュウゾウ]
1977年慶応義塾大学医学部卒業、同外科学教室入局。1979年同外科学教室脳神経外科専攻。1983年国立埼玉病院脳神経外科部長。1984年米国National Institute of Health(NIH)、神経科学研究所訪問研究員。1985年脳血管研究所付属美原記念病院脳神経外科部長。1991年医学博士(慶応義塾大学)。1994年財団法人脳血管研究所所長。1995年カルフォルニア大学サンフランシスコ校(UCSF)脳神経外科訪問教授。1998年慶応義塾大学医学部専任講師(脳神経外科)。1999年国際医療福祉大学脳神経外科教授。2001年山王病院脳神経外科部長(兼任)。慶応義塾大学医学部非常勤講師、日本脳神経外科学会評議員、脳神経外科同時通訳団、日本脳卒中学会評議員、外科学会認定医、救急医学会認定医
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