出版社内容情報
《内容》 低侵襲と患者のQOL最優先という時代の要請に応えて,適応も手術件数も急速に増大している胸腔鏡下手術。開胸手術に比べてメリットの多い最新基本手技を解説したテキスト。代表的な胸腔鏡下手術の手順とコツをコンパクトに図解。ビギナーにもベテランにも役立つ重要ポイントとpitfallを,シンプルなイラストで的確に示した外科医必携の書。
《目次》
総論
序説:胸腔鏡下手術の過去・現状
1. 胸腔鏡下手術の適応・術前管理
2. 胸腔鏡下手術手技
3. 胸腔鏡下手術の麻酔
4. 胸腔鏡下手術の術後管理
5. 胸腔鏡下手術器具
各論
1. 胸腔鏡による診断
2. 自然気胸
3. 巨大肺嚢胞
4. 肺良性腫瘍
5. 原発性肺癌
6. 転移性肺腫瘍
7. 縦隔疾患
8. 胸膜腔疾患
9. 交感神経系関連疾患-胸腔鏡下胸部交感神経切除・焼灼離断術
10. 横隔膜疾患
11. 食道疾患
12. 肺気腫
13. 心膜疾患
14. 横隔膜下肝腫瘍-経横隔膜的マイクロターゼ焼灼術
15. 胸腔鏡下手術の展望-初心者への注意