出版社内容情報
《内容》 CABGをめぐる様々な問題の中から,グラフト選択の考え方と方法,吻合の仕方,mid-CABGを含む心拍動下CABGの実際,体外循環と心筋保護の方法,脳合併症を予防する方法の5つの命題にしぼって,多数の症例を手がけてきた経験豊富な5名の著者たちが具体的に解説した。明日からの手術に,すぐに役立つ実践書である。
《目次》
I. CABGにおけるグラフト選択のロジック
II. 吻合糸のかけ方と吻合形態
III. 心拍動下CABG
IV. CABGにおける体外循環と心筋保護
V. CABGと脳合併症
内容説明
本書で著者らが試みたのは、心臓外科手術のアートである部分とサイエンスの部分とをはっきり認識することである。取り扱う内容は、いずれも臨床家が現在、最も興味をもっているものにしぼった。これらについて論文で報告される実験結果と、臨床データとの関連、実際の医療との関係について、歴史的推移、現実とのギャップ、さらには将来の展望について述べてみた。
目次
1 CABGにおけるグラフト選択のロジック
2 吻合糸のかけ方と吻合形態
3 心拍動下CABG
4 CABGにおける体外循環と心筋保護
5 CABGと脳合併症
著者等紹介
天野篤[アマノアツシ]
昭和大学横浜市北部病院循環器センター長
川上恭司[カワカミヤスシ]
厚生連広島総合病院心臓血管外科部長
坂田隆造[サカタリュウゾウ]
鹿児島大学教授・第二外科
高橋賢二[タカハシケンジ]
青森労災病院心臓血管外科部長
南淵明宏[ナブチアキヒロ]
大和成和病院心臓病センター長
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