出版社内容情報
《内容》 本書は,一般外来に従事する医師(開業医,勤務医)を対象に,循環器疾患について,問診・診察を中心に限られた検査でどう診断を進め,使い慣れた限られた数の薬剤でどう治療するかを解説した。今改訂では,特に医療経済の視点から,どのように効果的な治療を行うかに重点を置いた。
《目次》
I 患者の評価
A. 病歴からの評価--心臓病の自覚症状
B. 診察からの評価--心臓病の身体所見
C. 外来で行う検査からの評価
II 循環器疾患用薬剤の選び方
III 外来でみる心疾患の診断と治療
A. 心不全
B. 虚血性心疾患
C. 心臓弁膜症
D. 特発性心筋症
E. 成人の先天性心臓病
F. 不整脈
G. 高血圧
H. 心疾患患者と風邪
IV 高齢者の循環器疾患診療の問題点
V 送り先病院の評価
目次
1 患者の評価
2 循環器疾患用薬剤の選び方
3 外来でみる心疾患の診断と治療
4 高齢者の循環器疾患診療の問題点
5 送り先病院の評価
付録 外来で使用する循環器疾患用薬剤
著者等紹介
五十嵐正男[イガラシマサオ]
1932年4月2日生まれ。1957年新潟大学医学部を卒業。1958年聖路加国際病院内科に入る。1963年より1年間、米国ニューヨーク州Schenectady市Ellis病院内科レジデント。1964年より2年間、シカゴ市Michael Reese病院心臓血管研究所のClinical FellowとしてDr.Katz,Dr.Pick,Dr.Langendorfに師事。1966年聖路加国際病院に復職。内科医長、内科部長を歴任。1987年4月神奈川県茅ケ崎市にて五十嵐内科循環器クリニック開業
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