出版社内容情報
《内容》 このたび考案された「挿入形状観測装置(通称コロナビ)」は、修得の難しい大腸内視鏡技術を普遍的な検査法とする可能性を秘めている。これによって多くの大腸内視鏡挿入のビギナーが救われるだろう。本書は、コロナビを用いた挿入テクニックを詳述。大腸内視鏡検査の修得を目指すすべての人に。
内容説明
本書は、X線透視をしなくても、大腸内視鏡の挿入中に起きる「ループ」を知ることができる「挿入形状観測装置」を用いた内視鏡の挿入テクニックを、初心者にもわかりやすいように記述したものである。
目次
1 大腸内視鏡とその挿入法の今昔(古典的な大腸内視鏡;初期の大腸ファイバースコープ;挿入法の開拓時代 ほか)
2 コロナビの位置づけ(X線透視の必要性;コロナビの開発目的と原理;コロナビのメリットの臨床評価)
3 コロナビを用いた大腸内視鏡挿入手技(インフォームドコンセント;前処置;前投薬 ほか)
4 Endoscopic Day Surgery(EDSの適応と限界;インフォームドコンセントと前処置;EDSの手技と注意すべきポイント ほか)