出版社内容情報
《内容》 むずかしいと言われる神経疾患の診療を行うために、神経系の構造と機能をふまえて、論理的にやさしく、そのステップを図示、解説する入門書。英国有数の指導医である著者の豊富な臨床と教育の体験が生んだ神経診察の決定版。
内容説明
本書の各章は、神経系の診察法の予備知識、どう診るか(診察の方法)、何が分かるか(得られる所見)、どう考えるか(所見の解釈と考えられる疾患)に分かれ、豊富な図とフローチャートを使って分かりやすく述べてある。
目次
病歴と診察
言語
精神状態と高次脳機能
歩行
脳神経:概説
第1脳神経:嗅神経
脳神経:眼1―瞳孔、視力、視野
脳神経:眼2―眼底
第3、4、6脳神経:眼球運動
脳神経:眼振〔ほか〕
著者等紹介
フラー,ジェレイント[Fuller,Geraint]
本書の著者であるGeraint Fuller先生は、ロンドンのSt Mary病院医学校を1983年に卒業され、一般内科学、神経内科学の臨床および研究の後、現在Gloucester王立病院において、全国で約200人という数少ない神経内科専門医(Consultant Neurologist)として勤務されている。謝辞にあるように、前任地であるロンドンのCharing CrossおよびWestminster病院学校において、医学生と研修医に対して繰返し神経診察法を教えているうちに、分かりやすく教える方法の模索の中から本書が生れたという
岩崎祐三[イワサキユウゾウ]
国立療養所宮城病院院長
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