診療・研究に活かす病理診断学 消化管・肝胆膵編

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  • サイズ B5判/ページ数 257p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784260106610
  • NDC分類 491.6
  • Cコード C3047

出版社内容情報

《内容》 この1冊で病理診断に強い消化器医といわれよう! 今,現場に必要な消化器検体提出時の注意点・病理診断報告書の読み方から,明日の一歩に差をつける学会・論文発表のコツまで,臨床で共に働く病理医が,病理情報活用の術を丁寧に解説。入門・基礎・応用・資料編の4部構成,豊富なシェーマ・写真が読者個々人に必要な情報を届ける。    

《目次》
I. 入門編:病理診断の使い方を知る
 【1】病理診断オーバービュー
 【2】病理・細胞診検査の依頼
 【3】病理・細胞診断レポート
II. 基礎編:病理に強い臨床医といわれる
 【4】臓器・病変別 病理学的アプローチ
 【5】特殊染色の基礎知識
III. 応用編:病理診断を研究に活かす
 【6】研究に活かす病理形態と病理診断学
 【7】学会発表・論文投稿に役立つ病理写真の見せ方
IV. 資料編:いつでも参照
 【8】病理診断関連用語125
 【9】正常組織像アトラス
索引

目次

1 入門編:病理診断の使い方を知る(病理診断オーバービュー;病理・細胞診検査の依頼 ほか)
2 基礎編:病理に強い臨床医といわれる(臓器・病変別病理学的アプローチ;特殊染色の基礎知識)
3 応用編:病理診断を研究に活かす(研究に活かす病理形態と病理診断学;学会発表・論文投稿に役立つ病理写真の見せ方)
4 資料編:いつでも参照(病理診断関連用語125;正常組織像アトラス)

著者等紹介

福嶋敬宜[フクシマノリヨシ]
東京医科大学講師・病理診断学講座。宮崎県生まれ。1990年宮崎医科大学(現宮崎大学医学部)卒業後、関東逓信病院(現NTT東日本関東病院)にて臨床科および病理診断科レジデント、国立がんセンター研究所支所リサーチ・レジデント、東京大学医学部大学院研修生を修了。国立がんセンター中央病院医員(肝胆膵病理および細胞診担当)を経て、2001年春から米国ジョンズ・ホプキンス大学医学部病理部消化器病理部研究員。2004年4月、東京医科大学に誕生した「病理診断学講座」の立ち上げと運営に参画するため帰国。医学博士、日本病理学会認定病理専門医、日本臨床細胞学会細胞診専門医

二村聡[ニムラサトシ]
福岡大学助手・病理学講座。福岡県生まれ。1995年久留米大学医学部卒業後、東京慈恵会医科大学第一病理学教室に入局。1996年に新規に開設された同大学附属病院病理部の診療医員を経て、2000年より国立がんセンター中央病院病理検査室にてレジデントコース(消化管・血液腫瘍病理診断学専攻)を修了。2003年6月より東京慈恵会医科大学病理学講座に帰学。2004年10月から福岡大学病理学講座にて、主に消化管および造血器の病理診断と学生教育に従事している。医学博士、日本病理学会認定病理専門医

太田雅弘[オオタマサヒロ]
浅草寺病院部長・内科。東京生まれの千葉育ち。1991年3月に信州大学医学部を卒業し、同年5月から関東逓信病院内科レジデント。1993年6月から1996年3月まで同院の消化器内科レジデント。この間に3次救急を院外研修し、病理診断科を院内ローテート。1996年4月からは自治医科大学附属大宮医療センター病理部助手と関東逓信病院消化器内科非常勤を兼任。2004年7月から現職。日本内科学会認定内科専門医、日本消化器病学会認定専門医、日本消化器内視鏡学会認定医。日本病理学会認定病理専門医(取得・保持)

入江準二[イリエジュンジ]
長崎大学大学院講師・医歯薬学総合研究科病態病理学。長崎県生まれ。1982年3月長崎大学医学部卒業、1986年3月長崎大学大学院修了。1987年6月同大学助手、1996年4月同大学講師。2001年9月より米国メリーランド大学、2003年9月よりジョンズ・ホプキンス大学で病理診断学を研修し、2004年3月帰国。病理診断学について広い興味と知識をもつが、特に副腎、乳腺、生殖器、泌尿器(特に前立腺)の病理および細胞診断を得意とする。医学博士、日本病理学会認定病理専門医、日本臨床細胞学会細胞診専門医

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