出版社内容情報
《内容》 画像診断の進歩,普及に伴い膵嚢胞性疾患が発見される機会は増加しているが,依然として病変の確定診断,治療法の決定など,臨床的な取り扱いに難渋することが多い。本書では,これまで提唱されてきた分類・概念を整理し,膵嚢胞性疾患の本態と診断・治療の指針を示す。臨床上のポイントを理解するのに有用な症例を多数呈示。
《目次》
I 膵嚢胞性病変の概念の変遷
1. 膵嚢胞性疾患の変遷と最新の考え方
2. 提唱者からみた“いわゆる粘液産生膵腫瘍”の15年
II 膵嚢胞性疾患の分類
1. 病理学的分類
2. SPTの最新の考え方
III 診断法
1. 診断の進め方
2. 体外式超音波
3. ERCP
4. 超音波内視鏡
5. 膵管内超音波
6. 膵管内視鏡
7. CT
8. MRCP
9. 細胞診
IV 治療方針
1. 内科から
2. 外科から
V 症例
特別寄稿 粘液産生膵癌の黎明期(高木國夫)
索引
目次
1 膵嚢胞性病変の概念の変遷(膵嚢胞性疾患の変遷と最新の考え方;提唱者からみた“いわゆる粘液産生膵腫瘍”の15年)
2 膵嚢胞性疾患の分類(病理学的分類;SPTの最新の考え方)
3 診断法(診断の進め方;体外式超音波 ほか)
4 治療方針(内科から;外科から)
5 症例(仮性嚢胞;漿液性嚢胞腺腫 ほか)
特別寄稿 粘液産生膵癌の黎明期
著者等紹介
大橋計彦[オオハシカズヒコ]
元愛知県がんセンター副院長、故人
山雄健次[ヤマオケンジ]
愛知県がんセンター消化器内科部長
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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