内容説明
複雑化する多忙な医療現場。学生・新人の減少。学習者1人ひとりを大切にするために、教育者はどうかかわっていくか。
目次
1章 発達障害かもしれない学習者の支援とは(教育場面で“対応が難しい学習者”に出会ったとき;学習者と「ともに」困りごとを考える)
2章 発達障害の知見をふまえ、困りごと・強みを考える(発達障害の基本的知識;教育者・組織が変わるための学習者支援)
3章 組織・個人で支援するための枠組みとヒント(合理的配慮と教育的配慮;組織での支援;個別のかかわりでの支援 ほか)
4章 教育者の困りごと相談事例集(看護師に向いていないと感じる学生;教員からみて、発達障害と思われる学生;患者の気持ちに共感することが難しい(ASDかもしれない)学生 ほか)
著者等紹介
川上ちひろ[カワカミチヒロ]
名古屋大学大学院医学系研究科博士課程修了、博士(医学)。保健師、看護師、養護教諭、臨床発達心理士。専門領域は発達障害のある児者への性と関係性の教育、医療者教育(多職種連携医療教育、コミュニケーション教育など)。NPO法人アスペ・エルデの会のディレクターとして、発達障害のある当事者、家族などの支援を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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