内容説明
授業設計の定番書、待望の改訂。授業づくりに悩む看護教員のためのガイドブック、アップデート!教育現場で用いる学習指導案とワークシート(巻末:カラー付録)の意義と作成方法、実際の運用まで詳らかに解説。第一線の教育学研究者の知見から内容を俯瞰し、補強した。コロナ禍以降に発展したICTを用いた授業づくり等、現行カリキュラム内容に対応。「主体的・対話的で深い学び」を基盤とする令和の学習者に最適の構成です。
目次
序章 授業とは何か(授業とは何か;用語の定義)
第1章 学習指導案からはじめる授業づくり(学習指導案とは何か;授業づくりの過程と学習指導案 ほか)
第2章 学習指導案に基づく授業の実際(学習ガイドとしてのワークシート―板書からの発展形として;ワークシートの作成手順 ほか)
第3章 対話―教育学からみた看護の授業評価とアドバイス(コロナ禍を経た学生の変化と3つの課題;協同学習時の学生の課題と教員の工夫、しかけ ほか)
付録 看護基礎教育ワークシート集(看護学原論(概論)/石束佳子
病態生理学/池西靜江 ほか)
著者等紹介
池西靜江[イケニシシヅエ]
1950年香川県生まれ。国立京都病院付属看護助産学院(現 京都医療センター附属京都看護助産学校)・京都府立保健婦専門学校(現 京都府立医科大学)卒業。看護師・保健師・養護教諭資格取得。国立京都病院(現 京都医療センター)勤務後、京都府医師会看護専門学校、(専)京都中央看護保健大学校で看護教育に携わる。2013年Office Kyo‐Shien代表、学校法人原田学園鹿児島医療技術専門学校看護学科顧問。一般社団法人日本看護学校協議会前会長(2017‐2021年)。厚生労働省「看護基礎教育検討会」構成員等
石束佳子[イシヅカケイコ]
1956年大阪府生まれ。京都市看護短期大学・佛教大学・日本社会事業大学卒業。看護師・精神保健福祉士資格取得。京都市立病院勤務後、京都府医師会看護専門学校、(専)京都中央看護保健大学校で看護教育に携わる。現在、同大学校顧問。Office Kyo‐Shien副代表。精神看護学における事例の教材化をライフワークとする
藤江康彦[フジエヤスヒコ]
1970年静岡県生まれ。1993年東京学芸大学教育学部初等教育教員養成課程学校教育選修卒業、2000年広島大学大学院教育学研究科学習開発専攻修了。博士(教育学)取得。お茶の水女子大学、関西大学勤務を経て、2011年東京大学大学院教育学研究科学校教育高度化専攻准教授。2017年教授。専門分野は、授業研究、カリキュラム研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。