感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Yuko
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<「死に向き合う人」とどのように出会い、いかに語り合ってきたのか。ニューヨーク訪問看護サービスのホスピス緩和ケアでカウンセラーを務めた日本人による「対話」の指南書。言語や文化を超えた「対話」の現場感覚を伝える。> 大切な友人からの紹介 このようにふるまったり実践できるかは、はなはだ心もとないが・・・ 私にとっては、今、読むべき本だった 2025/06/03
Go Extreme
1
生と死の対話: 生命の意義や価値探求 人生の終わりーどのように生きるか 終末期ケア: 共感的な関わり 恐怖や不安↓ 人間の存在: 患者との対話ー生きる力や存在の価値再認識 死に直面→自己を深く理解・他者との関係を見直す機会 痛みと苦しみ: 個人差・背景や環境が影響 丁寧に聞く姿勢 癒し: 心の中での変容と成長のプロセス 患者と家族が共に癒される経験 言葉を超えたコミュニケーション 終末期の意味: 人生の最終章ー人生・価値を再確認 心の準備・愛する人との関係性 死を見送ることの価値: 悲しみ同時に愛の表現2025/01/27
ラムセスZⅡ
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星3つ★★★☆☆ 著者は美大出身でチャプレンになったからか文章がほとばしるほどに美しい。美しいと正しさに思えてしまう。だが米国の著者と日本の文化に違いがありすぎる。だんだんに著者の体験が著者自身の美しい翻訳で自身の物語りとなりそれが塗り重ねられていくよう。緩和ケアやホスピスの指南書のようにも書かれているが、このようなことは簡単に指南書にしてはならぬと思った。特に著者の物語りが指南書になってはならない。前半はすばらしい!思って読み進めたが、後半はそのように感じ参考程度にとどめる。 2025/07/19
ゆかり
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高齢者施設で勤務し、人生に終盤の日々をお手伝いしている。看取り生活、自宅生活が困難な故の施設転居生活など、様々である。本著は、心穏やかに読むべきもの。しかし、私自身の精神状態が落ち着かず、言葉が入ってこない。 再度、図書館予約の備忘録として記しておく。2025/07/05