内容説明
94歳、看護師。自らの加齢による変化を辿りながら、長年の看護師としての経験、老年看護学担当教員としての視点を重ねて高齢者ケアを捉え直す、個人的かつ主観的な高齢者ケア論。
目次
序章 多様な高齢者像
第1章 高齢者の生活と生活行動
第2章 高齢者の心身の不具合
第3章 高齢者の思いと行動
第4章 認知症も和らぐ老いの輝き―長期記憶のサブシステムから
第5章 高齢者の自助と共助
著者等紹介
川嶋みどり[カワシマミドリ]
1931年京城(現在のソウル)生まれ。1951年日本赤十字女子専門学校卒業、日本赤十字社中央病院(現・日本赤十字社医療センター)勤務。2003年日本赤十字看護大学教授、2005年看護学部長、2011年同大学名誉教授。健和会 臨床看護学研究所所長、一般社団法人 日本て・あーて(TE・ARTE)推進協会代表理事。1995年第4回若月賞、2007年第41回フローレンス・ナイチンゲール記章、2015年第1回山上の光賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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