感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
文狸
1
「人文系に造詣の深い家庭医」の書く最高峰のひとつであることは間違いないと思う。多岐にわたるジャンルの概念を、実践に必要な形でその都度取り出すというやり方は、多分に臨床家的なそれであり、自分の目指す形とは違うが、勉強になった。クリニカルパール的なもの、あてはめる枠組み的なもの、経験からくるアドバイス的なもの、読者に省察を促すもの、のバランスが絶妙であると思う。2024/07/21
Moe Ushiki
1
日々の診療を改めて振り返り、自分自身の働き方やあり方を見つめ直すことができた。読み始めたら一気に読めてしまいました。2024/07/03
nanda tamage
0
かかりつけ医と大病院の専門医、同じ臨床医だが言うまでもなく両者は全く違う性質を有する。意外にも前者の特長は未だ再現性高く言語化されたコモンセンスに至っていない。これを、筆者は「卓越性」の概念の下に具体から説き起こし、その体系化を試みる。 例えば、臓器専門医は「病気」を見つけ、診断し、治療を考える。一方、「なぜ、超高齢でこれだけ複合的な問題を抱えているのに、あと一歩のところで崩れないのだろう?」と問い、その人の人生を支える強みをあぶり出す医者の姿を筆者は描き出す。学びほぐしの機会を与える良著。2026/01/22




