出版社内容情報
抗菌薬の選び方・実践的な使い方をユニークな2部構成で解説。はじめに薬剤の構造・起因菌・投与経路別に、臨床的に類似する抗菌薬の特性と用法の原則を解説。次に抗菌スペクトラムが重なる抗菌薬の特徴を比較しながら、その使い分け・用法を解説。比べることでより薬剤の特性が際立ち、理解を深めるのに役立つ。
内容説明
臨床でよく遭遇する菌にはまずどんな薬剤を用いる?よく用いられる薬剤の適応は?カバーがあっても適応にならない場合もある?経口薬の有効性が高い薬剤は?経口薬と静注のどちらを使えばよい?保険適用量と効果が得られる用量が違う場合の対処法は?スペクトラムが重なる薬剤の使い分けのポイントは?…など、添付文書だけでなく、Sanfordだけでもない!本当に役立つ抗菌薬の知識。
目次
第1部 総論―添付文書だけでなく、サンフォードだけでもない抗菌薬の使い方(抗菌薬使用の大原則;日本と海外で異なる抗菌薬の用法・用量;PK/PDから考える合理的投与方法とは? ほか)
第2部 薬剤同士の“同じ部分=類似性”をまとめてその特徴を理解する(対象微生物でまとめる;抗菌薬の構造でまとめる;投与経路でまとめる)
第3部 薬剤同士の“違い=個別性”を理解して実践的な使い分けを習得する(ペニシリンGとアンピシリン;アンピシリン・スルバクタムとピペラシリン・タゾバクタム;セファゾリンとoxacillin/nafcillin ほか)
著者等紹介
細川直登[ホソカワナオト]
医療法人鉄蕉会亀田総合病院臨床検査科部長/感染症科部長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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