出版社内容情報
質的研究法,グラウンデッド・セオリー・アプローチ(GTA)を学ぶ者の定番となった入門書,8年ぶりの改訂。実際のゼミ形式に基づきわかりやすい「島めぐり」の流れでその真髄に迫ります。初版,増補版から更に進化/深化した編者のデータ収集,分析の実践的なテクニック満載,実際のディスカッションや学生の振り返りの様子も紹介し,難しいと敬遠されがちな研究の世界へ読者を誘います。
内容説明
質的研究法の基盤となるデータ収集のためのインタビュー法と観察法、そしてグラウンデッド・セオリー・アプローチ(GTA)によるデータ分析の実際にいたるまで、バーチャルゼミ形式と豊富な図表で初学者を懇切に導きます。
目次
1 「島巡り」をはじめる前に
2 インタビュー法によるデータ収集
3 観察法によるデータ収集
4 グラウンデッド・セオリー・アプローチを用いた分析の流れ
5 プロパティとディメンション
6 ラベルの抽出
7 カテゴリーの抽出
8 カテゴリー同士の関連づけ
9 比較と理論的サンプリング
10 インタビュー法を用いて収集したデータの分析
11 観察法を用いて収集したデータの分析
著者等紹介
戈木クレイグヒル滋子[サイキクレイグヒルシゲコ]
慶應義塾大学看護医療学部/大学院健康マネジメント研究科教授。1994年カリフォルニア大学サンフランシスコ校(UCSF)看護学部博士後期課程修了。看護学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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