出版社内容情報
本書は,在宅で日々黙々とホスピスケアに携わる医師や看護師師などの医療者やボランティアなどの経験をもとに,在宅ホスピスケアの方法やコツをまとめたものである。豊富な事例からケアの実際を知るだけでなく,死に逝く患者の生き様や感動も感じられる。がん患者のホスピスケアとは何かを改めて考えるうえで参考になる書である。
内容説明
本書は、著者が20数年間かかわった約2,000人のがん在宅死の経験を反映したものである。がん患者に対する在宅医療の平均を示したものではなく、“こうすればうまくできましたよ”ということを示した、現場発の実践に基づいた報告となっている。
目次
1 在宅ホスピスケアの歩みと理念
2 在宅ホスピスケアのプログラム
3 実際の在宅ホスピスケアの流れ
4 死の教育
5 がんの種別による留意点とケアのポイント
6 社会保障制度の活用
7 医療用麻薬