臨床が変わる!PT・OTのための認知行動療法入門

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  • サイズ B5判/ページ数 184p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784260017824
  • NDC分類 492.5
  • Cコード C3047

出版社内容情報

認知行動療法(CBT)はエビデンスをもつ心理療法として、リハビリテーション分野へも応用が進んでいる。本書は英国で刊行され、理学療法士・作業療法士に向けてCBT活用を説いた初めての書籍である。うつ病、不安障害などの精神科疾患をはじめとして、慢性疼痛、線維筋痛症、慢性疲労症候群などの患者に対し、理学療法士・作業療法士がCBTの技法をどのように臨床に取り入れているか、学ぶことができる。

内容説明

認知行動療法(Cognitive Behavioural Therapy;CBT)は強いエビデンスをもつ心理療法である。CBTの源流は不安障害やうつ病のような精神科領域にあるが、近年では疼痛、線維筋痛症、慢性疲労症候群に合併した気分障害にも効果が認められている。本書には英国のリハビリテーション医療におけるCBT普及を背景に、概説に加え7つの疾患のケーススタディを通して理学療法士と作業療法士の取り組みが紹介されている。日本の臨床現場にあっても精神科のみならず、脳卒中後などあらゆるリハビリテーション医療にCBTのプロセスと技法が応用可能であることが読み取れるだろう。エビデンスに基づいたリハビリテーションの実践者がいま最も読むべき1冊。

目次

1 理論的背景を学ぶ(認知行動療法―起源と展開;認知行動的アプローチを実践モデルに組み込むには;認知と行動の生物医学的関連)
2 実践に応用する(うつ病の認知行動療法;不安障害に対する認知行動療法;慢性精神疾患の認知行動療法;アルコール嗜癖の認知行動的アプローチ;慢性疼痛;認知行動的原則を用いた線維筋痛症の管理―実践アプローチ;慢性疲労症候群の認知行動療法)

著者等紹介

菊池安希子[キクチアキコ]
国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所司法精神医学研究部室長、認知行動療法センター室長(併任)。博士(保健学)、臨床心理士、精神保健福祉士。1995年東京大学大学院医学系研究科保健学専攻博士課程単位取得済み退学。明治学院大学、関東労災病院、国立精神・神経センター精神保健研究所、東京大学保健センターに勤務し、2004年より現職。マンチェスター大学のニコラス・タリア教授より精神病の認知行動療法を学ぶ。専門は司法心理療法、統合失調症の認知行動療法

網本和[アミモトカズ]
首都大学東京大学院人間健康科学研究科教授。博士(医学)、理学療法士。1980年国立東京病院付属リハビリテーション学院卒業。鹿教湯病院、聖マリアンナ医科大学病院にて21年間の臨床業務を経て、2000年より都立保健科学大学、2007年から現職。この間筑波大学大学院より修士号、昭和大学医学研究科より博士号(医学)を授与される。専門は高次脳機能障害のリハビリテーション

大嶋伸雄[オオシマノブオ]
首都大学東京大学院人間健康科学研究科教授。博士(医学)、作業療法士。法政大学卒業、1989年社会医学技術学院作業療法学科卒業。秋田県立脳血管研究センター、秋田大学医学部整形外科などの臨床に従事したのち、埼玉県立大学講師、首都大学東京准教授を経て2009年より現職。筑波大学大学院よりリハビリテーション修士号、昭和大学医学研究科より博士号(医学)を取得。専門は身体領域のリハビリテーションならびにヘルスプロモーション(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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kana

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認知行動療法の紹介程度の内容。臨床が変わるほどの内容はない。2014/08/03

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