出版社内容情報
PBL(問題基盤型学習)は医学教育で急速に広まり高い評価を得ている教育法である。作業療法は“1匹の魚は1日の空腹を満たすにすぎないが、魚の釣り方を知っていれば一生飢えることはない”という諺にその由来も精粋も詰まっている体系が特徴であり、臨床実践では常にクライエントと向き合う応用力が問われる。本書は作業療法教育におけるPBLの内幕を解き明かした、OT教員および学生への最適なガイドブックである。
内容説明
PBL(問題基盤型学習)が作業療法教育に変革をもたらす。聖隷クリストファー大学作業療法学科での豊富な事例をもとにPBLを実際に行うための具体的な方法を紹介。
目次
PBL(問題基盤型学習)で学ぶ作業療法
1 実践ガイド編(作業療法学概論;身体障害の作業療法;精神障害の作業療法;発達障害の作業療法;老年期の作業療法)
2 解説編(PBLへのチャレンジ体験記;聖隷クリストファー大学でのPBLの環境と構造)
3 資料編(作業療法教育におけるPBL海外視察)
著者等紹介
宮前珠子[ミヤマエタマコ]
聖隷クリストファー大学リハビリテーション学部作業療法学科・教授
新宮尚人[シングウナオヒト]
聖隷クリストファー大学リハビリテーション学部作業療法学科・学科長/教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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