シリーズケアをひらく<br> ソローニュの森

個数:

シリーズケアをひらく
ソローニュの森

  • ウェブストアに5冊在庫がございます。(2024年04月19日 07時52分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B5判/ページ数 16,1/高さ 24cm
  • 商品コード 9784260016629
  • NDC分類 493.7
  • Cコード C3347

出版社内容情報

思想家フェリックス・ガタリが終生関わったことで知られるラ・ボルド精神病院。世界中から取材者が集まるこの病院内を、一人の若い日本人女性が自由に撮影することが許された。彼女の震える眼が掬い取ったのは、患者とスタッフの間を流れる緩やかな時間。それは《フランスのべてるの家》ともいうべき、やさしい手触りを残す。ルポやドキュメンタリーとは一線を画した、ページをめくるたびに深呼吸ができる写真集です。

内容説明

世界中から取材者が集まるラ・ボルド精神病院の内部を、一人の日本人女性が撮影することを許された。やさしい手触りを残す患者とスタッフの間を流れる緩やかな時間。ルポやドキュメンタリーとは一線を画した、深呼吸ができる写真集。

著者等紹介

田村尚子[タムラナオコ]
写真家。1998年に初の個展を開催。以降、国内外での展示、活動を続ける。2010年には個展『ソローニュの森』を開催(タカ・イシイギャラリー京都)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

けんとまん1007

59
ケアとは何だろう・・と、改めて考える。何気なく使う言葉の一つ。そこにあるのは、ケアする人とされる人という関係性のように思う(一般的に、そう思われているのかと思う)。この1冊から感じるものは、そういう関係性もあるが、それ以上に、この場を共に作っているということ。文章の中に書かれている言葉が、胸を突く。如何に自分の思考が固いのかを考える。2023/10/15

ネギっ子gen

47
「シリーズ ケアをひらく」の一書。写真集(中のエッセイも素敵)です。その舞台は、フェリックス・ガタリが終生関わったことで知られる、フランスのラ・ボルド精神病院。“社会の檻”とは、全く違う時間が流れる場所――。病院長への手紙。<何が正常かわからないという冒険、曖昧な混乱、複数の時間が交差する接点が作る歪みの中に何があるのかを問いかけてみたいと思っています。それは、精神病院という異境のルポルタージュなどではなく、あくまでラ・ボルドが内包する「もうひとつの時間」と「さらなる眼=体験」を記憶するために、です>。⇒2021/07/19

魚京童!

28
精神を病んだ方が、人間らしい生活をしているのかもしれない。まともな精神ならこんな都会生活できないでしょ。2018/10/14

きゅー

8
フランスのラ・ボルド精神病院を舞台とした写真集。この病院において患者は、自身の創造性を発揮できるよう促され、 医者と患者の関係が対等であるような環境が醸成されているという。たしかに大判の写真からは、自然の中で暮らす患者たちの穏やかな生活がよく見て取れる。この「シリーズ ケアをひらく」の中で写真集という形態は特殊だが、彼らの様子からケアのあり様を想起できるような一冊ではある。ただしこの病院について概略だけでも説明があったほうが理解されやすいのではとも思われた。2023/07/06

暗頭明

8
この作品を突然思い出したのは、一か月ほど前か、南方熊楠がサルペトリエール病院に言及していると熊楠研究者から聞いたのがきっかけだ。医者や研究者の名前でなく、場所、地名が出てきた所為だ。読み通して、写真を見終えて、思いの外、良書という感触がある。その感触をもっと直截に記せればいいもののまだできない。多分だがそれは、価値観、判断が「排除」に傾ぎがちな、というよりははっきりその方向に舵を切っているこの現代日本や世界の趨勢、暴力と言っておく、から離れた、人<間>の外の在りようを、はっきり示しているからかなと。2018/07/17

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/5244816
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。