出版社内容情報
急性中毒診療に関して「最初に何をやるべきか」「症状から疑う中毒物質」といった初期対応を,図やチャートを使ってわかりやすく解説したマニュアル。基本的で応用可能な中毒診療の理論を総論で示し,各論では臨床で出合うことの多い中毒物質を52種類取り上げる。救急隊員のコールから患者到着までにパッと開いてサッと確認できるハンディな1冊。
目次
総論(語呂合わせで覚える初期対応のポイント)
各論(医薬品;農薬;家庭用品;科学用品・工業用品;生物毒)
著者等紹介
上條吉人[カミジョウヨシト]
北里大学特任教授・中毒・心身総合救急医学(救命救急兼任)。1982年東京工業大学理学部化学科卒。1988年東京医科歯科大学医学部卒。得意分野は急性中毒
相馬一亥[ソウマカズイ]
北里大学教授・救命救急医学。1972年横浜市立大学医学部卒。母校などで内科、小児科、麻酔科を研修した後、1973年北里大学医学部内科学に入局。1986年同大救命救急医学助教授。2000年同教授。専門は集中治療、急性中毒など。日本救急医学会指導医、日本集中治療医学会指導医、日本呼吸器学会指導医(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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