出版社内容情報
医学の歴史とその発展がオールカラーで! 病気と健康、生と死、疾患と治療――私たちの身体と心では、どのような仕組みが働いているのか。紀元前の古代エジプトで書かれた外科パピルスからルネッサンス時代の解剖図譜、現代の最新機器による画像まで、豊富な図版(382点)とともにつづられるヴィジュアル医学史の決定版。
内容説明
7つの章、70項目でつづられる医学の発見。古代エジプトの外科パピルスからルネサンス時代の解剖図譜、現代の最新機器による画像まで、豊富な図版(382点)で語られるヴィジュアル医学史の決定版。
目次
第1章 身体の発見(エジプト医学―美術、考古学、パピルス;ミイラ;中国医学―全体を理解すること ほか)
第2章 健康と病い(血液循環―往って、巡って、帰って;精神病院の変遷―狂人の閉じ込め ほか)
第3章 商売道具(聴診器―耳をすませば;顕微鏡―新しい世界の発見 ほか)
第4章 疫病との戦い(ペスト―大量死の世界;発疹チフス―弱者を襲う病気 ほか)
第5章 苦あれば薬あり(アヘン―快楽と苦痛;キニーネ―木の皮の特効薬 ほか)
第6章 外科の飛躍的進展(パレと外傷―戦場における革新;麻酔―外科の革命 ほか)
第7章 医学の勝利(ワクチン―病気の予防;ビタミン―補助栄養素 ほか)
著者等紹介
バイナム,ウィリアム[バイナム,ウィリアム][Bynum,William]
イェール大学医学部卒、ケンブリッジ大学を経て、1973年から1996年までロンドン大学ウェルカム医学史研究所の所長を務め、現在はロンドン大学名誉教授
バイナム,ヘレン[バイナム,ヘレン][Bynum,Helen]
ロンドン大学卒、ロンドン大学ウェルカム医学史研究所、リヴァプール大学の教員を経て、現在はフリーの著者・編集者
鈴木晃仁[スズキアキヒト]
慶應義塾大学経済学部教授。専門は医学史。東京大学教養学部卒、ロンドン大学ウェルカム医学史研究所、アバディーン大学などを経て、現職
鈴木実佳[スズキミカ]
静岡大学人文社会科学部教授。専門は英文学。東京大学教養学部卒、ロンドン大学クィーン・メアリー・アンド・ウェストフィールド・コレッジ、日本大学講師などを経て、現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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