内容説明
新しい問題も、いまも変わらない問題もわたしはこうして解決してきた!看護師長のための実践的看護管理論。
目次
第1章 組織マネジメント(看護管理者は「仕事を楽(ラク)にする」こと
「仕事が楽しい!」は、看護師としての「やりがい」が出はじめた証 ほか)
第2章 人材マネジメント(「合わせ鏡」でいる;時には立ち止まって内省する ほか)
第3章 タイムマネジメントとリスクマネジメント(なぜタイムマネジメントか―目的と締切日を共有する;タイムマネジメントは長期&短期目標を組む ほか)
第4章 政治のなかにある看護 生活のなかにある看護(政治の動きに目を向け、社会の将来像から看護のあり方を探る;地域医療のリーダーとして―訪問看護の標準化と普及を ほか)
著者等紹介
坂本すが[サカモトスガ]
公益社団法人日本看護協会会長。1997年4月より関東逓信病院(現NTT東日本関東病院)看護部長、2006年4月より東京医療保健大学看護学科長・教授、同助産学専攻科長、中央社会保険医療協議会(中医協)専門委員などを歴任。2008年4月東京都看護協会副会長に就任し、同年6月より日本看護協会副会長、2011年6月より現職。この間、青山学院大学経営学部卒業、埼玉大学経済科学研究科博士課程後期修了(経済学博士)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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matsuri
3
大学の先生に長らくお借りしていた本。 坂本すが先生の看護管理の実体験、わたしは管理者どころかまだ卵にもなっていない学生だけど、「すごいな〜〜上のひとはこんなこと考えてるんだ〜」と実感のない感嘆を受けながら、それでも何度も頷く箇所があった。2024/09/18
けんけん
0
初心者師長として寄り添える一冊。困ったとき、辛い時に思い出して頑張るぞ!2017/11/28
はこいり
0
経済学やマネジメント等、一見看護とは関係のなさそうに思える知識が、師長には求められるのだと分かった。ナイチンゲールが、リーダーが居なくてもいつものように仕事がまわっていく環境を作ることが理想、というような事を言っていたけれど、その理由がよく分かる本でした。2020/08/14