ナラティブ・メディスン―物語能力が医療を変える

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ナラティブ・メディスン―物語能力が医療を変える

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  • サイズ A5判/ページ数 378p
  • 商品コード 9784260013338
  • NDC分類 492
  • Cコード C3047

内容説明

ナラティブ・メディスンとは、病いの物語を認識し、吸収し、解釈し、それに心動かされて行動する「物語能力」を用いて実践される医療である。内科医であるとともに、文学博士であり倫理学者でもあるリタ・シャロンが、文学と医学、プライマリ・ケア、物語論、医師患者関係の研究成果をもとに、「物語能力」の概念、理論背景、その教育法と実践法を豊富な臨床事例を通して解き明かす。対峙から協同へ―医療の新たな枠組みを提唱するナラティブ・メディスンの原典、待望の完訳。

目次

第1部 ナラティブ・メディスンとはなにか(ナラティブ・メディスンはどこから生まれてきたか?;医療の分断に橋を架ける ほか)
第2部 病いのナラティブ(人生を語る;患者、身体、自己)
第3部 物語能力を開発する(精密読解;配慮、表現、そして参入 ほか)
第4部 ナラティブ・メディスンの副産物(証人の役割を担う;ナラティブ・メディスンの生命倫理 ほか)

著者等紹介

シャロン,リタ[シャロン,リタ][Charon,Rita]
1978年Harvard Medical Schoolを卒業。医師としての研修を受けた後、1999年にColumbia大学で英語学の博士号を受ける。内科の医師であり、文学博士であり、倫理学者でもある

斎藤清二[サイトウセイジ]
富山大学保健管理センター・教授

岸本寛史[キシモトノリフミ]
京都大学医学部附属病院地域ネットワーク医療部・准教授

宮田靖志[ミヤタヤスシ]
北海道大学病院地域医療指導医支援センター/卒後臨床研修センター・特任准教授

山本和利[ヤマモトワリ]
札幌医科大学地域医療総合医学・教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

とある聖職志願者。

2
病気を治すのは、薬物や外科手術だけではない。医療者が患者の物語を聴くことで、病気から解放されることもある。 パストラルケアについても紹介されていて、ちょっとびっくり。 修論書いた後でもう研究はしばらくいいかなと思っていますが、こういう質的な研究ならやってみたいです。2016/03/22

Moe Ushiki

1
物語能力とは何か。言葉の理解は語る側と受け取り側との背景や言語や文化などによって異なり、本当に正確にわかっているのかはわからない。 その限界をきちんとわきまえること、謙虚であることを意識したいと思います。精読力ももっと鍛えたいと思います。そして相手の語りに耳を傾ける姿勢や語りを遮らないことなども学びました。患者中心の医療の実践のため、自身の省察にも大切な力だと思いました。2023/02/08

nickcave

1
ナラティブ・メディスンは医師や看護師に対して、患者や医療について内省的に語るよう要求する。そしてその語りに文学的な意味や解釈を付与することで、語りは物語となり、患者に対する温かみを帯びた眼差しを生み出し、医師や看護師をして患者の語りに耳を傾けさせる。患者の語りはまた、新たな物語を創造し……。ひとには物語ることによって開けてくる地平が潜在しており、その地平がもたらすものこそが、これからの医療に必要とされる緩和(ケア)の姿である、と著者は主張する。医療の新たなポリシーが提案された良書。2016/07/31

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